結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

日本人にもおすすめ!海外の結婚式の習慣(2ページ目)

海外から”輸入”され、日本に定着した、ケーキカットなどの伝統や習慣。他にも興味深い習慣がたくさんあります。その中でも最近日本で知られるようになってきた習慣を、取り入れ方も含めてご紹介します。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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サムシングフォー(Something Four)

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準備も楽しくなる幸せになれるおまじない

花嫁が四つのアイテムを身に付けて挙式に臨むと、幸せになれるというおまじないです。その4つとは、

● Something New 何か新しいもの
将来の象徴。結婚式のために新しいものを用意して、それを身につけます。欧米ではドレスはオーダーまたは購入が一般的なので、ドレス自体が「新しいもの」となる場合もありますし、靴やグローブ、ハンカチなどの小物を「新しいもの」として用意することもあります。

● Something Old 何か古いもの
家族愛の象徴。家族から受け継いだ「古いもの」を身につけます。母親が結婚のときに被ったベールや、祖母から母、そして花嫁に受け継がれたアクセサリーなど。

● Something Borrow 何か借りたもの
隣人愛の象徴。友人など近しい人から「借りたもの」を身につけます。ハンカチやアクセサリーなどの小物で、特に結婚して幸せになっている人から借りると、それにあやかれると言われています。

● Something Blue 何か青いもの
純潔の象徴。「青い色のもの」を通常見えないように身につけます。ブルーの飾りの付いたインナーやガーター(靴下止め)などが一般的です。

ドレス自体はレンタルが多い日本、小物類に取り入れるのがおすすめです。例えば、「新しいもの」は、新品のグローブ、「古いもの」はお母さんのパールのネックレス、「借りたもの」は既婚の友人のティアラ、「青いもの」はインナーの胸元に付けたブルーのリボンなど。

4つのアイテムとそれを提供してくれた人を披露宴中に紹介するとか、人前式のセレモニーにしてしまうとか、演出に組み込むのも1つの方法です。アイテムが固定されない分、工夫もできるので、取り入れやすい習慣ですよ。


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