草食系男子が「理想の彼氏」になるとき(2ページ目)

古いオトコと新しいオトコ

元夫とは対極的な"新しい男"アラムはサンディのよき理解者に

男の感覚の世代差って、女よりも深い溝があると思いませんか？ アラムとフランクの感覚の差は、そのままアラサー男とアラフォー男の感覚の差に当てはまる気がします。ガイドの友人男性（アラフォー）を見ると、どちらかというとフランクの感覚。女性が家にいて、家事や子育てをしてくれるもの、と思っている人が多いのです。しかし、アラサーになると、ちょっと感覚は変わります。家のことはできるほうがやればいいとか、子育てにも積極的に参加するというのは、アラフォー世代にはあまりない感覚でしょう。

サンディは、フランクと別れてから始めた仕事に面白さを見出して、どんどんキャリアを積み重ねていきます。夫や子どものための人生ではなく、自分のための人生を歩んでいくのです。それを応援してくれる年下の彼氏に助けられながら……。仕事を続けたいと願う女性たちにとっては、同世代とは違う感覚を持つ年下男はまさに「理想の彼氏」なのかもしれません。