映画『理想の彼氏』(原題”The Rebound”、2009年11月27日公開)の試写を拝見しました。40歳バツイチのシングルマザーが、16歳年下の草食系フリーター青年と出会い、恋に落ちる物語。実は、私の身の回りにも、バツイチで10歳以上年下の彼氏を持つ、魅力的な女性が何人かいます。彼女達は得てして仕事も忙しく、キャリアも積んでいる、モテるバツイチ。そして、いわゆる「草食系男子」は、今の時代の象徴ですよね。まさに、この2者が恋をするというストーリーに非常に興味を持ったのでした。

離婚して人生観が逆転した女性

photo
平凡な主婦から仕事を持つシングルマザーに……自分の人生を行き始めたサンディ
40歳のサンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、夫と子ども2人と暮らす主婦でしたが、夫の浮気が発覚たために即離婚し、ニューヨークで新しい生活を始めます。スポーツ・チャンネルでの仕事にも就いて、忙しくなったサンディは、アパートの下のコーヒーショップでアルバイトをしている、アラムにベビーシッターを依頼します。

大学を出たのに、24歳になってもフリーターのままのアラムは、誠実でやさしく、ちょっとクセのあるサンディの子ども達とも、すぐに仲良しに。やりたいことが見つからないけれど、コーヒーショップの店員やベビーシッターも人の役に立つ仕事だと考えています。そして、実は彼は既婚者。しかし”妻”はグリーンカード目当ての外国人で、結婚直後に逃げられて傷心の最中。それでも、もし離婚してしまったら彼女がアメリカに住めなくなると、離婚届を出せずにいます。

逆に、サンディの元夫であるフランクは、「妻は家のことをしていればいい」という亭主関白タイプ。浮気が発覚しても逆ギレするし、離婚後も生活に干渉してくるし、そんな夫の前では言いたいことが言えなくなる……サンディは、実は鬱屈した生活を送っていて、離婚してやりたいことを始めてから、やっとそれに気付いたのです。