会場装花やブーケの打ち合わせ前にイメージを決めるコツ
打ち合わせするにも、おおまかなイメージを決めるにもまったく考え付かない……そんなときに知っておきたいポイントとは?
ウェディングの際に披露宴会場に飾るお花は、日ごろなかなか縁がない膨大な量。ウン10万円という金額のお花なんて、どんなものなのか想像がつかない人がほとんどでしょう。
会場装花は、上手にコーディネートすることで、ウェディングのイメージがぐっとアップします。そして、ブーケは、花嫁を引き立てる大切なパーツ。上手な打ち合わせのコツを、ウェディングの装花を手掛けるフローリスト ナーディスの小黒(おぐろ)淳さんに聞きました。
会場装花はイメージや色など、絶対に外せない希望を伝える
イメージや色など必ず1つ自分の希望を決めて、あとはフローリストのプロの技を上手に利用 |
「細かく希望をおっしゃっていただいて、その通りにすることはもちろんできるのですが、実はそういう場合、非常にお金がかかってしまうことがほとんどなんです。花はお金を掛けようと思えば際限なく掛けられますから。実は、1番オススメなのは、“おまかせ”にしてもらうことなんです」」
――細かく希望をいったところで、予算を大幅に超えてしまっては、元も子もない。でも、予算だけを伝えても仕上がりが見えません。結局、オリジナリティなんて出せないんじゃないの? と思ってしまいますが……。
「多くの方がそうだと思いますが、予算が限られるのであれば、絶対に外せない希望、例えば、バラは絶対入れてとか、ポイントに赤を入れてとか、そういうことは必ずリクエストしていただいて、細かいところはお任せにしていただいた方が、フローリストとしても、ご予算で上手く調整して、最大限にいいものを作れます」
――そういうガイドラインがあると決めやすいですよね。では、明確な希望がないという場合はどうしましょう?
「担当フローリストに、今まで作った装花の中でどれが1番オススメ?と聞いて、それをベースに内容を決めていくとよいでしょう。自然とそのフローリストの得意なものが出てくるでしょうから、より安心ですよ」
続いて、ドレスとの相性も重要なブーケについてはどのように相談するとよいでしょうか?