結婚式・披露宴の準備/披露宴のプログラム・演出

少人数ウェディングの演出!結婚式を成功させるコツは?

厳選したゲストを招待する少人数ウエディングが増えています。大人数の結婚式とは違うよさがあるものの、どんな演出をしたらいいの? という質問をよく受けます。ここでは、少人数のウェディングの演出について、結婚式を成功させるコツをお伝えします。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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親族・家族や友人など、少人数ウエディングを成功させる演出

少人数ウエディングを成功させる演出

小規模で少ないゲストだからこそできる演出も

親族や家族、一部の友人など厳選したゲストを呼ぶ、少人数の結婚式が増えています。アットホームな雰囲気にはしやすいけれど、大人数の結婚式みたいな派手な演出をするのはちょっと違う気がするし、さみしく見えそう……ということで、少人数のウェディングの成功のコツをお伝えします。
   

少人数ウエディングだからできる演出

時間のかかることができるのも少人数だからこそ

時間のかかることができるのも少人数だからこそ

せっかく少人数でのウェディングをするなら、大人数ではできないことを盛り込むのがおすすめ。少人数ウェディングだからこそできることをご提案します。

●ペーパーアイテムや映像演出にゲストの写真を入れる
ゲスト全員を紹介するのに、ペーパーアイテムや映像演出を使うという方法もあります。名前はともかく、写真を入れるとなると、データを揃えるのは思った以上に大変な作業。少人数ならより探しやすく、もし新たに撮影をするとしても時間や労力がかからずにできるでしょう。

●テーブルを回って手渡しのおもてなし
テーブル回りでプチギフトを手渡す演出は大人数のウェディングでも取り入れられてきましたが、手渡ししたときに会話を交わす暇もないのが実情。少人数ならちょっとした会話をする時間もとれます。ケーキサーブなど、時間を必要とすることでも可能です。

●各テーブルを順番に回って一緒に食事
ガイドも何度か取り入れたことがあるこの演出、実は大人数だとテーブル数に対してコース料理のお皿の数が少ないため、すべてのテーブルを回ることができないのです。少人数ならテーブル数も少ないので大丈夫。テーブル一つあたりの着席人数を少なくしないといけませんが、会場もゆったりと使えることが多いので、取り入れやすいといえます。

●一人ひとりに合わせて選んだ引出物
引出物を選ぶのは意外と大変なもの。全員同じ中身ならともかく、相手に合わせて中身を変えるとなれば更に大変です。過去に約80名様の披露宴でこれを実行した方もいたのですが、さすがに途中で選ぶのが辛くなったとおっしゃっていました。しかし、選ぶための時間もアイデアも、少人数なら余裕をもってできるはず。

●直接お渡しする引出物
引出物を渡すのに最も丁寧なやり方は、おひらき後に新郎新婦から手渡すこと。しかし、引出物は家族に一つという単位で用意するので、確認しながら渡すのは人数が多いほど大変になります。少人数なら間違いも起こりにくく、楽に実行できますね。
 

少人数ウエディングなら徹底的にゲストが楽しめる演出も考えられる

少人数だからこそみんなに前に出てもらえる

少人数だからこそみんなに前に出てもらえる

披露宴に盛り込む演出の悩みは、すべてのゲストがまんべんなく楽しめるかどうか。大人数の場合は年齢層や関係性も幅広くて難しさが増しますが、より招待する対象が絞られた少人数ウェディングの場合は徹底的にゲストに合わせて演出を考えられます。ここでは、ゲストの顔ぶれ別のおすすめ演出をご提案します。

【親族の場合】

●披露宴中にスピーチを兼ねた親族紹介を
親族しかいないわけですから、親族紹介を披露宴のイベントにしてしまいましょう。時間もゆとりがあるので、おしゃべり好きのおじ様やおば様にも、たっぷりお話してもらえます。ご家族毎に紹介してもらうことでよりスピーチがしやすくなりますよ。

●親族ウケする余興を思う存分してもらう
一般的な披露宴の場合、身内としての親族がクローズアップされることはあまりありませんが、親族だけなら余興も遠慮なくやってもらえます。カラオケや謡曲などもご愛嬌。みんなの前で披露する喜びを感じてもらえれば、それも最高のおもてなしに。

【友人の場合】

●ゲスト紹介
席次表で関係を伝えるだけでなく、新郎新婦からゲストとのエピソードを紹介するような演出は大人数では時間がなくてなかなかできないこと。懐かしい写真や映像を使っても盛り上がります。この披露宴を機に、新たな交友関係が生まれるかも。新郎新婦がマイクを持って直接紹介するのがおすすめです。

●全員からひとことスピーチ
親族と同じく、友人だけだからこそ、全員に出てきてもらってもやりすぎになりません。乾杯や余興などで出てきてくれる人以外の全員に、マイクを回しましょう。司会からインタビューしてもいいですし、新郎新婦から指名して話してもらってもいいですよ。
 

少人数ウエディングは、演出が少なくても楽しめる雰囲気や会場選びを

会場選びの際にも少人数であることをイメージして

会場選びの際にも少人数であることをイメージして

最初に述べたように、少人数ウェディングの場合、お色直しや余興などの演出が入らないことが多く、その分時間にゆとりができます。見方を変えれば、間が持たない可能性があるということ。会場を選ぶ際にも、それをイメージしておきたいものです。以下のポイントを念頭に置いて選ぶといいでしょう。

・景色など他に楽しめる要素を持つ会場
・食べることや飲むこと自体が楽しみになる会場
・ゲスト全員が落ち着ける雰囲気の会場
 

少人数ウェディングの人数の目安は30人以下

ここでは、少人数ウェディング=30人以下でのウェディングという前提にしています。限られたゲストのみを呼ぶウェディングの場合、親族のみ、友人のみといったように、グループを限定するケースがほとんど。最大でも30名程度という人数になることが多いからです。

多くのウェディング会場では、ゲスト40名以上を一般的な規模と仮定して、プランや最低人数を設定しています。それ以下の人数の場合は、「少人数」というカテゴリで受け入れていることが多いのですが、20名以下の小さい会場しか持っておらず、それより人数が増えると利用自体が難しい会場もあるので、気をつけてくださいね。

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