結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

神田うのさんの「感謝祭」に学ぼう!(2ページ目)

超豪華!と呼び声の高かった神田うのさんのウェディングが、10月8日に行われました。ウェディングドレスのデザインも手がけるセンス抜群のうのさん、その披露宴から参考になるポイントをガイドが分析します。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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気配り上手なプログラム

スピーチ
話し上手が揃っているからくじ引きスピーチがエンターテインメントに(写真はイメージ)
芸能界はもちろん、新郎の西村さんの人脈から政財界からのゲストも多数。そういったことを考慮してか、主賓クラスの挨拶から始まって、花束贈呈や両家の謝辞などを含めた、意外とオーソドックスなプログラムだったようです。ただし、777名(実際は771名)という出席者から、できるだけたくさんの人からお声をいただきたいという希望だったのでしょう。くじ引きで当たった方にスピーチをしていただくという場面を設けたそう。

披露宴でありながら人前式を行って、ゲストの前で誓いの言葉を述べました。挙式会場が別だったり、海外挙式や地元での挙式などでゲストに参列していただけないなら、改めて人前式として挙式を行うのもいい方法。フォーマルな挙式とは別に、ちょっと遊びを盛り込んだ演出を入れてもいいですね。

たくさんの方にお話していただく場合、聞いているゲストが楽しめる適度な時間でおさめることも大切な気配り。司会を務めた徳光さんが、それぞれ「○分でお願いします」とアナウンスしたそうですが、これは有効なやり方です。さすがにその場で司会者から制限時間を告げるというのは普通の披露宴ではおすすめできませんが、正直いつも話が長いというゲストには、前もって目安時間を伝えておくとよいでしょう。

新婦の手紙朗読は、新郎のお父様が固辞していたそうなのですが、内緒で準備して行いました。「今しか言えない言葉がある」と思ってサプライズで行ったというエピソードも。きっとお父様も、後から手紙のことを喜んでくださるはずです。同じように「絶対やらないで」と言われているなら、手紙を渡すだけでもいいのでは。

ホテルスタッフには「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と挨拶があり、当日は取材陣にもお赤飯が配られたとか。うのさんの気配り上手さがこんなところにも見られます。ウェディングで大人の女性としての株も上げたようですね。

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