札幌の食文化を発信「G DINING札幌」
2008年12月10日、札幌の中心部に食と空間にこだわる美食ビル「G DINING札幌」がグランドオープンしました。ススキノと大通の間に位置するエリア、南3条通りと都通りを結ぶ細長いビルにオープンしたのは、12店舗(さらに2店舗は2009年1月に開店)。それも、人気店、評判店の出店が多く、注目を集めています。
G DININGのコンセプトは、上質な食の提案。「選び抜かれたお店の集合体にしたかった」と、ビルを管理・運営するザイマックスキューブが話す通り、そうそうたる顔ぶれ。和食の重鎮で割烹料理の「はなれ味重」、自社管理の黒毛和牛をすき焼きやしゃぶしゃぶで楽しめる「牛のいしざき」、
日本料理の注目店「温味」も、入店しています。
一方、高級店のほか、札幌では初となる本格的なイタリアンバール、
「CANTINETTA SALUS(サリュ)」のように気軽にのぞけるお店も、多々出店しています。特に地下1Fの「G STREET」は、細長いスペースを生かし、6店舗を横丁感覚でハシゴできるフロア。店舗間の仕切りを取り去った、開放的な空間にデザインされています。
「上質=高いということではありません。つくる料理の質、サービスの質が多くの人の信頼を得ている、いわゆる”本物”を堪能できるお店であることが大切。札幌で長年愛されてきた老舗から、新たな食を提供する新店まで、多彩な上質店が集まることで、札幌の食文化を発信する場所になると思っています。昔から南3条界隈はいいお店が集まっていたエリアで、僕ら世代の遊び場だったところ。ここから、あらためて上質な食を提案することは意義深いと思います」とは、インテリアデザイン界の第一人者、
アトリエテンマの
長谷川演(ひろむ)氏。G DININGの企画からデザインまで関わり、このビルのオープンで自身が手がけた店舗数は705店舗に! 各店のこだわりを映した空間も要チェックですね。
最近ちょっと元気がない札幌の食シーンを盛り上げる牽引役としても、期待が集まるG DINING札幌。何かと出かける機会が多いこの季節、覗いてみませんか?
G DINING札幌 フロアガイド
http://www.gdiningsapporo.com/
【B1F:G STREET】
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Osteria Giglio(ジリオ):イタリア料理
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天ぷら こばし:天ぷら
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大衆酒場 ASUNARO:鉄板料理
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博多もつ鍋 龍:もつ鍋
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AZUBAR:バー
【1F】
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はなれ味重:割烹料理
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CANTINETTA SALUS(サリュ):イタリアンバール
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当サイトの「SALUS」の記事。
【2F】
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札幌ぶたや ○38:豚肉料理&名物焼きとん
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炭焼きBAR 倉庫:スペインバル
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博多鉄鍋 参の三:博多鉄鍋と九州料理
【3F】
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牛のいしざきすき焼き&しゃぶしゃぶ
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日本料理 温味(ぬくみ)
【4F】
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趣肴とやさい 千来坊