コースの組み立てはシェフに相談
会場やウェディングプランによっては、コース料理の内容を少し組み替えることができたりします。たとえば、魚を使った前菜をフォワグラを使ったものに変えるとか、地元名産の伊勢海老を使った料理を追加するなど。プロに相談しながら最適なコースを考えよう |
その人だけの特別料理作れます!
ゲストの中に健康や宗教などの理由で、特定の食材が食べられない人がいた場合、その人のためだけに別の料理を作ってもらうことも可能です。こうした対応はほとんどの会場で行っていますので、事前に頼んでおくといいでしょう。また、ナイフやフォークを使うのが苦手な人がいる場合、お箸をつけてあげるのも気配りのひとつ。その人だけにお箸をつけると、なんだか目立ってしまうという理由で、全員にお箸をつける会場もあるようです。また、肉料理などはあらかじめカットして、食べやすいようにしてあげることもできます。
ホテルの料理がいまひとつ個性がないわけ
さて、最後にホテルの料理について。ホテルでの結婚式の料理について、「まずくはないけれど、いまひとつ個性が感じられない」という声を聞くことがあります。ホテルといえば、有名レストランが数多く入居し、料理にも力を入れているはずなのに…。その理由は、宴会場で出される料理とレストランで出される料理は別物だからです。一般的に、ホテルの宴会場で出される料理は宴会部の厨房で作られ、宴会料理などと呼ばれたりします。いろいろな人が集まる宴会に出す料理ということで、万人受けする料理、言い替えるとちょっと個性のない料理になってしまう傾向があるようですね。
とはいうものの、最近ではホテルも結婚式の料理の個性化を図っていて、ユニークなプランも生まれています。たとえば、神田うのさんの結婚式では、ホテル内の有名レストランの味が1品ずつ出されて話題を呼びましたが、これはホテルニューオータニの「プレミアムコレクション」というプランで、私たちでも実現できます。また、レストランの味をそのまま婚礼の宴会場で味わえるホテルもいくつかあり、こうしたホテルを選ぶのもひとつの方法でしょう。
さらに、ホテル内レストランでウェディングを受け付けているところもたくさんあります。ホテル内レストランのウェディングは、ホテルのメリット(駐車場やトイレなどの施設が充実しているなど)とレストランのメリット(美味で個性的な料理が味わえるなど)のふたつを享受できるということ。料理にこだわるのなら、ホテル内レストランは穴場の存在といえるでしょう。
「ミシュランガイド東京」の星付き店のリストを見てみると、ウェディングに力を入れているレストランの名前もちらほらと見受けられます。「星付きレストランでのウェディング」となれば話題性も抜群で、ゲストにも喜んでもらえるかもしれませんね。
■料理と一緒にこんなことも考えておきましょう!
誰にも喜ばれる引出物
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