鳩や蛇も幸せを運んできてくれる
このイラストは鳩と四つ葉のクローバーの組み合わせ。こんなふうにアレンジしても面白いかも |
また、変わったところでは蛇があります。蛇というと、日本では気味が悪いものとして敬遠される傾向にありますが、ヨーロッパでは「永遠の愛」を象徴するもの。これは蛇が自分の尾を飲み込んで、丸い輪になってしまうことから転じて、このような意味合いが付加されたとか。ヨーロッパでは愛の証しとして、蛇モチーフの指輪を贈る習慣があったといいます。19世紀にイギリスを統治したヴィクトリア女王も、自身の婚約指輪としてエメラルドのスネークリングを選んだといいます。
人とは違うセンス溢れる装飾を考えているのなら、こうしたヨーロッパの伝統的モチーフを取り入れてみるのも楽しいかもしれません。その際には、どこかでこうしたうんちくをさりげなく説明することがポイント。結婚式の演出は独りよがり、自己満足に陥らないことも大切なのです。
■「結婚式」サイト内での関連記事
ヴィクトリア女王の結婚式に学べ
おもてなし演出でアットホームに
“大人”に見せるキラリ☆テク