【演出】さらにシンプル化が進む

ひと昔前までは、披露宴の演出といえばウエディングケーキ入刀にキャンドルサービスが定番でした。その形式も最近ではずいぶん崩れ、カップルそれぞれが自由な演出を行うようになってきました。

2006年の結婚式はこうなる!
おいしいお料理とワインでもてなすシンプル披露宴がトレンドに?
そのなかでひとつの傾向を見つけるとすれば「アットホームにシンプルに」ということ。新郎新婦は主役でありながらもてなす側でもあり、招待客に楽しんでもらえるような披露宴に、と考えるカップルはかなり増えてきたように思います。そのため、大げさな演出は影をひそめ、新郎新婦とゲストが一緒に写真をとったり、おしゃべりを楽しむ時間を多くとるケースが多くなってきました。

黒田清子さんのご結婚式ではウエディングケーキの入刀もなく、シンプルに進行されたとか。この傾向は2006年もさらに続いていくのではないでしょうか。

【席次】新郎新婦を囲んで

黒田清子さんの披露宴で、通常の披露宴の席次とはちょっと異なっていたのが、ご両親である天皇皇后両陛下が主賓席に座られていたこと。通常、新郎新婦の両親は末席ということになりますが、さすがに天皇皇后両陛下が末席というわけにもいかず、このような席次になったようです。

2006年の結婚式はこうなる!
披露宴の席次は頭を悩ませるところ
でも、この「両親を主賓席に座らせる」という席次、一般の結婚式で見られないというわけではありません。最近の結婚では家同士の結びつきという考えが薄れ、結婚式も家が行うというよりは、新郎新婦が行うという色彩が強くなってきました。新郎新婦がふたりだけで費用をまかなった場合、「両親も招待客として扱い、いままで育ててもらった感謝の気持ちとして、ふたりの晴れ姿を一番いい席で見て欲しい」という考えから、主賓席に座ってもらうということもあります。

ただし、この際には、結婚式の一番初めに新郎新婦が自らどうしてそのような席次になったかを招待客に説明し、理解を求めることが必要です。両親は末席というのが一般の常識ですから、なにも説明がないと招待客に「非常識、失礼」ととられてしまう恐れがあるから、気をつけて下さいね。

また、黒田清子さんの披露宴では、おふたりとも最初は高砂のある席にお座りになっていたようですが、会食開始の時に天皇皇后両陛下がお座りになっている主賓席に移り、会話を交わしながら会食を楽しまれたとのこと。これも一般の披露宴でたまに見かけられるスタイルです。

一段高い高砂席では招待客との間にどうしても距離ができてしまいがち。招待客のテーブルにふたりの席を用意すれば、雰囲気も和やかになるという効果があります。各ゲストテーブルにそれぞれふたりの席を用意して、料理ごとにふたりが席を移動していくという席次を聞いたこともありますが、これはちょっとせわしなさ過ぎるかも? なににせよ席次もあまり堅苦しく考えず、臨機応変にするとまた違った雰囲気の披露宴になるのではないでしょうか。



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