ブライダルフェアとは?
憧れの結婚式。まずはブライダルフェアに行くことからスタート!
現在のようにホテルや結婚式場でブライダルフェアが頻繁に行われるようになったのはここ20年くらいのこと。それまでもブライダルフェアと呼ばれる催し物はありましたが、成約者を主な対象にした内覧会のようなものだったのです。
現在のブラフェアは、基本的には「成約前」の人たちを対象にしています。したがって、結婚式を挙げようと考えているカップルやその家族なら誰でも参加OK。当日フラリと訪れてもいですが、フェアや催し物によっては事前に予約が必要な場合もあります。参加費用も基本的には必要なし。ですが、試食会などは別途料金が発生することもあります。
内容は模擬挙式、模擬披露宴、衣裳試着会、婚礼料理試食会、会場コーディネート展示、料理・ケーキ・引出物など婚礼アイテムの展示などが一般的。どんな内容なのかはネットで調べてみましょう。
・ブライダルフェア 東京(もしくは関東)
・ブライダルフェア 大阪(もしくは関西)
・ブライダルフェア 横浜
など、大都市の名前と合わせて検索すると希望のエリアに絞り込みやすくなります。気になっている会場がある方は、直接電話で問いあわせて、ブライダルフェアが行われているか聞いてみてもいいでしょう。
ブライダルフェアの見どころ。試着や試食をデートに活用もOK
ブライダルフェアでデート!
模擬挙式や模擬披露宴は臨場感たっぷりで、挙式や披露宴の様子がよくわかるので、ぜひ見学したいもの。会場によっては新郎新婦役を参加者の中から募ることもあります。
衣裳の試着会では簡単なヘアメイクをしてくれたり、ポラロイド写真をプレゼントしてくれるといううれしいサービスがある場合も。婚礼料理試食会では、なんと無料もしくは割引料金でその会場の味がチェックできます。
そして、意外に見逃せないのが会場コーディネートの展示。実は、ホテルや結婚式場の宴会場は、パーティがないときには、飾り付けもなく殺風景な状態なのです。だから、通常の日に下見に行くと、そんなガラ~ンとした宴会場しか見ることができません。これだと披露宴の時の雰囲気がつかみにくいのです。ブライダルフェアなら、宴会場は本番の披露宴と同様に美しく飾り付けられていますから、そんな心配もありません。
ブライダルフェアの服装、髪型、靴
カップルでブライダルフェアに行こう!
服装はカジュアルすぎてはいけません。とくに、高級ホテルなどでは、あまりにラフな服装だと回りから浮いてしまいます。スタッフは素晴らしい教育を受けていますから、服装で人を差別するというようなことはありませんが、やはり印象は違ってきます。目に見えないところで、扱いがぞんざいになるとも限らないので、Tシャツにジーンズなんて格好は避けたいもの。
衣裳の試着会がある場合、女性は人に見られても恥ずかしくない下着を身に着けていきましょう。というのも、試着の際にスタッフが手伝ってくれることがあるからです。その時に、過剰にセクシーなランジェリーやみすぼらしいオバサン下着では、オー!ノー!ってな状況になってしまうのはおわかりですね。
洋服は脱ぎ着がしやすいものを。前開きのもののほうが、お化粧で洋服を汚す心配がありませんし、ヘアスタイルもくずれません。
なお、ロングヘアの人はさっとアップにできるようにゴムやバレッタなどを持っていくと、ドレスの雰囲気がよりわかります。すぐにアップにできないというぶきっちょさんは、最初からアップスタイルで行くというのもテです。
靴は男女とも履き慣れた歩きやすいものを。ブラフェアではあちらこちら、けっこう歩き回ります。超ハイヒールで出かけ、足が痛くて回れない! なんていう事態にはくれぐれも陥らないように。
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式場見学・ブライダルフェアの服装は?≫≫
ブライダルフェアの持ち物
メモ帳と筆記用具は必須です。人間の記憶力はあやふやなもの。とくに、1日でいくつものブラフェアを回る場合、どこがどうだったか混乱しがち。きちんとメモを取っておけば、そんなこともなくなります。カメラやビデオなどもできれば持っていきましょう。衣裳の試着はもちろん、宴会場やロビーなど施設を撮っておくと、あとで検討するときになにかと便利です。
ブライダルフェア当日のスケジュール
会場に着いたら、まずは受付で当日のスケジュールと会場の見取り図、パンフレットをゲットしてください。スケジュールと見取り図を見ながら、どうやって回るのが効率良いか考え、計画を立てます。そんなの面倒くさ~い!という人は、その辺にいるスタッフをつかまえ、「2時間で、模擬挙式と模擬披露宴を見て、衣裳の試着をして、80名ぐらいの披露宴ができる会場を見学させて」などと頼めば簡単です。
会場の人につきまとわれるんじゃないか、と心配する声も聞かれますが、それほど神経質になることはないでしょう。広い会場の場合、会場スタッフに案内してもらったほうが、効率的に回れることもあります。ふたりだけで見学したければ、「説明はけっこうです」と断ってもOK。もちろん、説明が欲しいときには近くにいるスタッフに声を掛ければ一生懸命対応してくれるはずです。
ブライダルフェアの仮予約と本予約時の予約金
ブラフェアでその会場がめちゃめちゃ気に入ってしまい、「絶対ここでやりたい!」と思ったら、とりあえず仮予約をしておきましょう。仮予約の期間はだいたい1週間くらいで、お金はかかりません。ブラフェア当日に成約すると料金を割り引くなどのサービスを実施する会場も。これは行かなきゃ損!
ブラフェア見学に要する時間は、そのフェアの規模にもよりますが、2~4時間くらい。近隣の会場は同じ日にブラフェアを開催する傾向にありますから、上手に予定を立てれば1日に2~3軒は回れるはずです。どこの会場でもだいたいドリンクサービスなどがありますので、疲れたら休憩を取るなどして、乗り切りましょう。
1週間のうちに、親に相談をし、他の会場も見て回り、なおかつ、熱が冷めなければ、本予約に進みましょう。本予約の際には予約金が必要となります。金額は会場によって異なりますが、10万円前後が一般的。このお金は最終的には結婚式費用に充てられるのでご心配なく。
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ブライダルフェアを賢く活用する方法は?≫≫