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焼酎4タイプ、フレーヴァータイプベスト5(2ページ目)

焼酎と一言でいってもさまざまな味わいがある。香りが高く、軽快な味わいのフレーヴァータイプのお勧め5種を紹介。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

2位:吟醸 房の露

吟醸 房の露
 

明治40年から熊本県球磨の地で味噌・醤油を製造し、大正元年に球磨焼酎「房の露」を発売。球磨焼酎の伝統を引き継ぎつつ、新しい酒造りに挑戦する房の露株式会社。
ボディーのある米焼酎の産地だが、この「吟醸」は、文字通り清酒の吟醸酵母(9号酵母)と黄麹菌を使用し、低温発酵させることにより、華やかでフルーツのようなフレーヴァーを前面に出した銘柄。一瞬「日本酒か?」と思うほど、清らかで爽快な吟醸風味が、焼酎嫌いの人の心も動かす逸品に仕上がっている。うんと冷やしてストレート。もしくは水割りやオンザロックで。涼しげなブルーボトルもとても印象的。

関連記事:吟醸酒の焼酎!『房の露』

<DATA>
720ml 2,153円(箱付)

房の露株式会社
住所:熊本県球磨郡多良木町多良木568
電話:0966-42-2008


1位:しそ焼酎 鍛高譚


しそ焼酎 鍛高譚
 

焼酎の一大センセーションといえば、この「しそ焼酎 鍛高譚(たんたかたん)」だろう。人工的ではないナチュラルなシソのフレーヴァーとアルコール度20%というなめらかでやさしい口当たりが、ともかく受けている。このフレーヴァーを嫌いという人はあまりいないのではないだろうか。北海道白糠町鍛高のシソを原料にし、大雪山の清らかな水で仕上げた究極のフレーヴァータイプ焼酎だ。

人気の理由は、その味わいのほか、なんとも不思議なネーミングだろう。その昔「たんたか」という海の魚が、どんな苦しみをも癒してくれる紫色の草(=しそ)を取りに、河をつたい山に登り苦労の末持ち帰り仲間を助けたというアイヌ民話から名付けられた「鍛高譚」。透明感溢れるラベルのイメージとあいまって、見事、飲み手の心を捕まえた。まずは料飲店から普及させていったメーカーの戦略も見事!まさに、フレーヴァータイプの王者。

関連記事:しそ焼酎 鍛高譚(たんたかたん)

<DATA>
1800ml 1,883円
720ml  864円
300ml  439円

合同酒精株式会社
住所:東京都中央区銀座6-2-10
電話:03-3575-2711(代表)



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