造りのポリシーは「徹底して手抜きをしないこと」
200年はゆうに経過しているという土蔵の酒蔵は、その歴史の中で3回の火災に見舞われているという。そのつど丁寧に修復し今に至る。現在社員14人、冬のみの従業員は10人、女性スタッフが多いのもこの蔵の特徴だ。たしかに、お蔵の中ですれ違うたびに「こんにちは」とすがすがしい挨拶をしてくださるのは女性が多い。
作業の邪魔にならないように、さあ、蔵内見学ツアースタート。
家紋の入った扉から、酒蔵に。ドキドキ。
精米歩合の高い山田錦。しっかり丁寧に観察しながら洗米と浸漬を行う。
15分水につけ、その後水切り。丁寧に時間を計って作業をする。
息のあった作業。
水切りも重要。
蒸し機。奥が600キロ、手前が500キロの二機。105度で一気に蒸し上げる。