日本酒/酒造、酒蔵訪問

続報!山形「十四代」蔵元、高木酒造を訪ねる

「十四代」高木酒造のお蔵拝見。第2回目は、いよいよ造りの現場を紹介する。

友田 晶子

友田 晶子

日本酒・焼酎 ガイド

トータル飲料コンサルタント。ソムリエであり日本酒・焼酎きき酒師。アルコール飲料と食全般に携わる。キャリア30年の経験と女性らしい感性で愛好家・プロ向けに的確な情報を提供。日本料飲サービス向上研究会会長。藝術学舎・非常勤講師。著書多数。(一社)日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(SAKE女の会)代表理事。

...続きを読む

造りのポリシーは「徹底して手抜きをしないこと」

200年はゆうに経過しているという土蔵の酒蔵は、その歴史の中で3回の火災に見舞われているという。そのつど丁寧に修復し今に至る。

現在社員14人、冬のみの従業員は10人、女性スタッフが多いのもこの蔵の特徴だ。たしかに、お蔵の中ですれ違うたびに「こんにちは」とすがすがしい挨拶をしてくださるのは女性が多い。

作業の邪魔にならないように、さあ、蔵内見学ツアースタート。





家紋の入った扉から、酒蔵に。ドキドキ。






精米歩合の高い山田錦。しっかり丁寧に観察しながら洗米と浸漬を行う。






15分水につけ、その後水切り。丁寧に時間を計って作業をする。






息のあった作業。






水切りも重要。






蒸し機。奥が600キロ、手前が500キロの二機。105度で一気に蒸し上げる。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます