塩釜は、1平方キロあたりのお寿司屋さんの数が日本一!
尾島町の飲食街の先に目立つ看板「亀喜寿司」 |
さらに、塩釜は、1平方キロあたりのお寿司屋さんの数が日本一だってご存知でした?
さして大きくない町一帯に、約40件ちかい数のお寿司屋さんがしのぎを削っている、まさにお寿司の町。ここで「浦霞」を飲むならお寿司屋さんに行かずしてどうする・・・ってなもんだ。
浦霞の佐浦社長からご紹介いただいたのが「亀喜寿司」。創業50年の老舗であるうえに、地元の方はもちろんのこと各地方から観光グルメ客も、味にうるさい有名人も通う人気の店だ。
清潔で明るい店内。自慢のネタがカウンターにずらり並ぶ。 |
一杯目は今だけしか飲めない「浦霞 しぼりたて」を。おすすめのおつまみは「閖上(ゆりあげ)の赤貝」と「金華鯖」と「マツカワカレイ」。
殻から開けたての「閖上の赤貝」は、まさに本場宮城県の閖上産のもの。これはそんじょそこらのとは完全に違うヨ。上品な磯の香りとコリコリした歯ざわり、甘い余韻がもう最高。「浦霞 しぼりたて」の新鮮さとはすばらしいバランスだ。
今の季節限定の「浦霞 しぼりたて」。4合ビンで1,229円。 |
皮が松の皮のようだからそう呼ばれる「マツカワカレイ」。星カレイと同じとも言われる最高級のカレイだ。ぎゅぎゅっと旨味凝縮。エンガワも、ぶ、ぶあつい。「浦霞禅」のエレガントな風味にバッチリ。
さらに幻のネタは「ぶどう海老」だ。角があるのでボタンエビにも見えるが、それよりももっと大きくて、身はぶりぶり、甘味も多い。殻は塩焼きでこれなら熱燗だ。
ネタの話も親切にしてくださる板前さん。旅行者にも優しいお店だ。お酒も堪能して、一人7,000円~10,000円くらいだろうか。おまかせ寿司の「季節の盛り合わせ」なら3,000円。地元の魚と地元で飲む「浦霞」の味は、もちろん格別だ。