考えましたよ、オシャレ&涼しげ&ヘルシーな飲み方。
「司牡丹 ひやおろし」 |
話題の日本酒ベースの梅酒はきりりと冷やしシェリーグラスでそのままアペリティフに。焼酎ベースの梅酒はソーダと割ってシャンパングラスでオシャレに。
相変わらず人気の芋焼酎はロックグラスにクラッシュアイスで。アルコールをソフトにしてなめらかさを出すとお魚料理にもいける。
夏にピッタリの泡盛はシークワサーの100%果汁で割って健康的に・・・、などなどを参加の方々にテイスティングしていただいた。
で、一番人気だったのが実は日本酒だった。
小ぶりのロックグラスにごろっと氷を入れ冷やした日本酒を注ぐ。そしてライムの輪切りを添える。本当に暑いときはこれにミントの葉を浮かべた。グラスを口に近づけた瞬間、爽やかなライムの香りが鼻先をくすぐり、ミントの香りが鼻の奥に涼しい風を吹き付けてくる。いやはや、ライムとミントを入れるだけなのに、まるでマティーニかギムレットのような切れのある風味に変身している。正直ビックリした。
秋限定のひやおろし。9月ならライムカクテルでお月見に! |
この飲み方に合うのはしっかり芯のある男酒だろう。実際セミナーで使用したのは高知は司牡丹酒造の『夏限定 零下貯蔵生酒』。骨格のある辛口酒がライムと一体になりシャープな口当たりとなって絶妙なコントラストを生み出してくれた。
これからおすすめなのがご存じ「ひやおろし」だ。本来「ひやおろし」はぬる燗などがおすすめだけど、まだまだ暑さの残るこの時期には、蔵から出たての「ひやおろし」をライムスライス入りのカクテルでおすすめしたい。とくに『司牡丹 ひやおろし』は柔らかい旨味ときりりと引き締まったドライな風味が楽しめるしっかりタイプなので、ライムとの相性も抜群のはず。
さあ、ころは中秋の名月。グラスの中に浮かんだライムの輪切りをお月様と見立て、心地いい秋風を待つのも一興かもしれませんよ~。