郡山絶品そば屋その1『隆仙坊』
『隆仙坊』の入り口。 なんとも風情のあるたたずまいだ。 |
ひとつは『蕎麦彩膳 隆仙坊』(郡山市清水台大慈寺門前 024-932-0194)。
風情のある民家の一軒家。暖簾をくぐると囲炉裏があったり、風情のある板の間や畳の間が広がる。
これが「そばさし」だ!見よこの艶! 香りが伝わらないのくやし~っ。 |
おまけに、わさび醤油のキレのある風味も素晴らしい。お刺身の付け醤油やお蕎麦の返しって、本当に大事なんだなあ、と実感。
パリパリとした歯ざわりのせいろ。 かえしの風味も抜群。 |
これを待つ間に、「そば焼きみそ」550円で地酒を一杯。飛露喜一合600円、金宝「田村」仁井田本家800円がおすすめだ。
この「せいろ・うすずみ」は「極上のそば粉の色・香り・旨味を吟味した歯切れの良いそば切り」・・・なのだとか。この説明どおり、でて来たせいろの蕎麦は、なめらかで香り豊かな切り立て蕎麦。「パリパリする」と形容する人もいるくらい歯切れのいい食感が印象的だ。
おすすめ「ジャブ」とは?
「ジャブ」。そば田楽もついたセットだ。 |
小ぶりの器に盛って出される。ざっくり混ぜてズズッと食べる。蕎麦の歯ざわりとだしの香り、季節の食材の旨味などが交じり合って実に美味しい。
私が食べた「むらくも」。玉子のコクと そばの風味。あっさり感がたまらない。 |
この他、コースで梅2,300円、桃2,900円、桜3,500円や、蕎麦田楽1,450円などもある。 また、あべ川550円、みたらし600円など甘味もあるので、ゆっくり時間を取っていきたい本格蕎麦屋である。
郡山絶品そば屋その2『あなざわ』
白い暖簾が目印。 清潔感のあるお店だ。 |
ここのおそばの特徴は、真っ白で細~い繊細なおそばであるところ。いわゆる御膳そば系。そばの実の芯だけを使って十割にしていながら、細く切るというのは相当な技がないと出来ないらしい。
「極上そば切り」の大盛り1680円(ちなみに普通盛りは1,260円)を注文すると、でてきた大きさにビ~ックリ。うっひょ~、こんなに大盛りって東京じゃあありえな~~い・・・と感動。
でも、するっと、さらっと、サクッと、ゴクッと、ふ~っと、あっという間になくなった。上品で旨味があって実に軽やかなのだ。
「極上せいろそば」大盛り。 大盛り感が伝わらなくてすみません…。 器の直径40センチはあったかな~。 |
地酒も、笹の川吟醸生750円、国権780円、金宝「田村」570円と揃う。
というわけで、福島限定の『夢の香・うつくしま夢酵母』のお酒たちと、郡山絶品そばを、ぜひとも一度お試しあれです。