ベネチアン・ブルーのボトルが美しい。デザインは明治時代の銀座のガス灯とガスの青白いライトをイメージしているのだとか。
大分の麦焼酎で知られる「銀座のすずめ」(八鹿酒造)のバージョンアップ商品だ。二条大麦と麦麹を使った、いわゆる「麦・麦」仕込みの麦焼酎だが、きわめてすっきりとくせがなく飲みやすい。人気商品「銀座のすずめ」よりアルコールは高く35%なので、ぴりりと刺激のあるシャープな仕上がりとなっている。
「銀座のすずめ」という名前は、かつて銀座において、時を忘れ、友らと粋に酔い、語り、夜を明かした酔人たちをすずめになぞらえて名付けられたという。
バーカウンターに並んで飲む姿が、電線かなにかにとまって並ぶすずめのよう、ということだろうか。
名前どおり、銀座では確かによく見かけるボトルであり、すっきりとした飲み心地が人気の焼酎である。
この「銀座のすずめ GASLIGHT(ガスライト)」は、そんなわけで、銀座をはじめちょっとしゃれた大人の街のバーカウンターで映えるアイテムだろう。
透明度の高いクリスタルのロックグラスで粋にやりたい。もしくはライムやレモンを絞ってもいいかもしれない。アルコールの刺激が強いときには、これからますます人気間違いないシークワサーをしぼりいれてもいい。濃縮還元や原液ジュースがあちこちで売られている。
粋でオシャレでちょっと懐かしいこのボトルは、きっとこれからの季節の「宵」を、ガスライトのようなやさしい灯りで輝かせてくれるはずだ。
■八鹿酒造株式会社 0973-76-2888 銀座のすずめ GASLIGHT 720ml 2,625円 |