幼稚園や保育園を選ぶ時に気になるのが、園での教育方針です。中でも「モンテッソーリ教育」「シュタイナー教育」など、世界の教育法で子どもを育てている園には、教育熱心なママたちの興味が集中しています。そんなさまざまな世界の教育法について、どんなものなのかを総合的に知ることが出来る本を見つけました。園選びに迷っている人にも参考になる、素敵な1冊を紹介します。

基本は「のびのび」、早期教育に非ず!

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「世界の教育者のまなざし」という特集に注目
今回ご紹介するのは、クレヨンハウス発行の月刊クーヨンの9月増刊号として発売された『のびのび子育て』です。海外や日本で行われている、子どもたちをのびのびと自由に育てる方法について、インタビューや現地ルポなど、さまざまな角度から取り上げています。

注目したいのは、「モンテッソーリ」「シュタイナー」「フレーベル」「フレネ」「ニキーチン」「ゴダーイ」という、世界的な教育者たちが始めた独自の教育法についてまとめた「世界の教育者のまなざし」という特集記事です。「モンテッソーリ」と「シュタイナー」は日本でも有名ですが、幼稚園教育の基礎を築いたといわれる「フレーベル」や、体育教育の「ニキーチン」、音楽教育の「ゴダーイ」は、専門に幼児教育の勉強をした人以外には、あまり知られていないかもしれません。それらの教育者たちの考え方や実践していることについてかなり詳しく取り上げているほか、自宅でどのように取り入れていけば良いかについても書いてあるので、参考になります。

特に、すでに日本の幼稚園や保育園でも取り入れているところがある「モンテッソーリ」と「シュタイナー」については知りたいと思う人が多いのではないでしょうか。子ども自身が成長と共にできるようになることを大切にし、その時期にできることを伸ばしてやろうとするモンテッソーリ教育。人間の成長を7年ごとの周期に区切って考えていくシュタイナー教育。それぞれの独自の考え方や教育法を知って幼稚園を選びたいと考えている親には、絶好の参考書となるはずです。どちらもなんとなく「早期教育」的に見られることがあるのですが、根本的な考え方は子ども自身の存在を大切にするところにあり、才能教育、早期教育とは全く違うものだとわかるはずです。