ナニーって、なに?


在宅もしくは訪問で、保護者に代わって子どもの教育もするベビーシッターのことで、欧米における幼児保育のスペシャリスト。資格がなくても仕事はできますが、イギリスのノーランドカレッジのような伝統あるナニー養成校を卒業していると、よりスペシャリストとしての信頼度が高まります。

「SUPERNANNY」って、どんな番組?


イギリスで高視聴率をマークした大人気のリアリティ番組。ナニーとして15年の経験を持つカリスマ・ナニー、ジョー・フロストが、毎回、子育ての悩みを抱える家庭に依頼されて訪れます。そして、3週間、その家庭に入り込んで、子どもや親の問題点を指摘し、独自のしつけテクニックを伝授し、子どもが変身していくという番組です。

幼児教育版「大改造劇的ビフォーアフター」


試写をさせていただく機会があり、拝見したのですが、日本の番組で、「あっ、あれに似てる」と思ったのが、テレビ朝日の所ジョージさん司会の「大改造劇的ビフォーアフター」です。

皆さんもご存知かと思いますが、例えば、雨の日に浴室に行くのに、雨にぬれてしまうとか、家族5人が同じ部屋に寝ていて、収納が少ないとか・・・いろいろ、問題を抱えた家に住む家族が、匠と呼ばれる建築士に依頼し、悩みを解決すべく、劇的に家を大改造してもらう番組です。

悩みを抱える家族のもとへさっそうとスーパーナニーが現れる場面も、匠が現れる場面をつい、思い浮かべてします。そして、スーパーナニーは、匠と同様に、魔法のように家族の悩みを解決してくれるのです。

匠が作った家は、以前の面影など見当たらないほど、すばらしく、住みやすく生まれ変わりますが、同様に、スーパーナニーは悪がきちゃんを別人のように素直な子どもに生まれ変わらせてしまいます。

子どものしつけも、客観的な目で切り込むことが必要


親というものは、自分の子育てを客観的な目で見ることはとても難しいことです。それは、子どもの一番そばにいる自分が、子どものことを一番わかっていると思いがちですが、近すぎて、かえって、子どものことが分かっていなかったり、また、自分のことが分かっていなかったりするからです。

ですから、家庭によっては外部の人に家庭の中に一度入ってもらい、客観的な目で、子ども、親、親子関係を見てもらった上での適切なアドバイスが必要なのだと思います。

長年住み込みのナニーをやってきたジョーは、その経験から、子ども達に必要なしつけは何かというだけでなく、家族全体に必要なものも教えてくれます。そして、ジョーが3週間の家族への教育が終わったあと、今まで手のつけられなかった悪がきちゃんは、みんなかわいくて素直な子どもに変身してしまうのです。

核家族化で子育ての方法がわからない親が増えている


イギリスでも、日本でも、「子どもをどう育てたらいいのか分からない」という親が多くなっています。そういえば、母親たちは、子育ての方法を学校では学びません。自分の経験からといっても、親たちが子どものころと今の子どもたちとでは、環境があまりにも違います。TVゲームも、パソコンも携帯電話もありませんでしたし、家の周りには自然がいっぱいでした。同じ子育て法が通用するとは思えません。

>>「スーパーナニー」の子育てテクニックとは