<不安 その3> お友達ができるかどうか心配
入園前に友達を作っておかないと、幼稚園でお友達ができないのではと心配です。親が消極的なので、そのため、子どもにもお友達ができず、心配です。
子どもにお友達ができないのは、母親の責任ではありません。幼稚園で、お互いに始めて出会う場合が多いので、ほとんどの子どもが同じスタートです。ですから、自然に仲のよいお友達はできるようになるでしょう。
お友達と自然に仲良く遊べる方法の一つは、幼稚園に1番乗りできる時間帯に登園することです。お友達が遊んでいる輪の中に入っていくのは勇気が要りますが、後から来たお友達を迎え入れる形にすると、消極的な子どもでもお友達と遊びやすくなります。
でも、お友達ができないからといっても、心配いりません。活発な子もいれば、おとなしい子どももいる。これも個性です。子どもによっては一人遊びが好きな子どももいます。友達と遊びたくても、遊べないのではなく、自ら遊ぼうとしない場合もあります。それはそれでいいのです。
友達と遊びたくなる時期が来れば、友達を作るようになります。それは、小学校に上がってからかもしれませんし、小学校の高学年になってからかもしれません。成長に個人差があるように、こういったことも個人差があります。気にする必要はありません。
<不安 その4> おもらしをしがちな状態で、幼稚園に入っても大丈夫?
オムツはなんとかとれているのですが、遊びに夢中になっていると、おもらししてしまうことがよくあります。先生にご迷惑をかけるのではないか、また、お友達にいじめられないか心配です。
オムツをしていると、入園を断る園もありますが、オムツが取れていない状態で、入園する子どももいますので、心配はいりません。3歳児クラスでは、おもらしは日常茶飯事のことです。小学校に上がっても、1年生の間は、おもらししてしまう子どももおり、先生がちゃんと対処してくださるほどなので、幼稚園なら、なおさら心配はいりません。
幼稚園には事前に相談しておくほうがいいでしょう。恥かしいことではありません。おもらしをしがちな子は、先生が特に気にかけて見てくれますから、安心して任せて大丈夫です。