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● 高橋公英さんが思う、おとうさんの好きなところ
私が子どもの頃は仕事の関係でまとまった休みが取れず、あまり遊びに連れて行ってくれませんでしたが、たまに映画に連れて行ってくれたり、好きなレコードなどを買う時に助けてくれたりした覚えがあります。また、めったに叱りませんでしたが、叱る時はとても徹底していました。だからひどく悪さをすることは避けていました。
もう故人となってしまいましたが、私が親になってから色々話ができるようになり、父をよく知ることができるようになりました。要領よく立ち回っていい目を見ることなどできず、むしろ筋を通して損をするタイプでした。でもそんな誠実な人柄が好きでした。
● 高橋公英さんの子育てのこだわり
ピアノの発表会で(三女) |
妻も私も子どもの頃は本の虫と呼ばれるくらい本好きだったので、子ども達もそのように育てようと思いました。環境として沢山の本に囲まれる事が大事と本を沢山揃えています。図書館もずっと利用し続けています。それで子ども達は本の中のもう一つの世界に触れることが大好きです。
音楽も聴くだけではなく演奏する楽しみを知って欲しいので、何か一つは楽器ができるようにとピアノやフルートを習わせました。またコンサートなどにもよく連れ出しました。幸い上の二人の娘は大きくなってからブラスバンドやオーケストラに入るなど音楽好きになりました。弟と末娘もきっと後に続いてくれると思います。
★ 自分の頭で考える
新聞やテレビのニュースを見て様々なことを話し合います。解説をそのまま鵜呑みするのではなく、自分はどう思うかを子ども達にも聞くようにしています。自分の頭で考えることを大事にしたいと思っています。この点では子どもは大人の話に口を出すなとは言わないようにしています。
★ 未来を開く戦士となれ
子ども達が通った学校の校訓の一つです。もちろん戦士というのは比喩です。これからの世界を担うのは娘や息子達なのだから、それに相応しい人を送り出す義務があると思っています。
【三女】
好きなところは「週末にたくさん遊んでくれるところ。」
やめてほしいことは「ピアノの練習で叱ること。」
●高橋公英さんの思う、理想の父親像
子どもの可能性を信じて励まし続け、一方で自分が一生懸命生きて子どもに「人生は捨てたものじゃない」と思ってもらえるような人。
母親がいつでも帰ることができる港なら、父親は社会や未来を照らす灯台でありたいと思います。