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マドンナ (著) 村山 由佳 (翻訳)
1,995円 (税込)
町のリトルリーグのコーチをつとめるピーボディ先生は少年たちの人気者。そんな先生に、ある日おかしな噂が…。噂が元で壊れかけた信頼関係を心と態度で取り戻していくピーボディ先生。
噂というものは、いとも簡単に広めることはできるけれど、それを訂正するのは、大変なことだということを、羽根枕を使って、とてもわかりやすく、先生が子どもに教える場面が、素晴らしいです。絵もやさしいタッチで、心温まります。
あのマドンナの絵本シリーズ第2弾です。前作「イングリッシュローズィズ」も、この「ピーボディ先生のりんご」も発売と同時に、「ニューヨークタイムズ」の児童書ランキングに相次いで1位に登場。この絵本を読んで、マドンナの才能の深さを改めて感じました。
翻訳を手がけた直木賞作家の村山由佳さんは「強い者ばかりが弱者を傷つけるのではなくて、私たちは誰もがふとした瞬間に加害者になりうる-そのことをマドンナはよく知っているのだと思います。」とコメントしています。
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芥川 龍之介 (著) 藤川 秀之(絵)
1,680円 (税込)
不思議な仙人の力で、2度も贅沢な暮しをする杜子春。けれども、そんな生活に嫌気がさし、仙人の弟子になることを決意。何が起きても喋らない事を約束をして、地獄に落ちてしまいます。獣に姿を変えながらも、ただひたすら杜子春の幸せを願う親の情愛の深さに触れて・・・。
芥川竜之介の名作を藤川秀之が絵本化に。小学校高学年や中学生になって、文学作品の勉強をする時に初めて、芥川龍之介の名前や作品名を聞くだけではなく、低学年のうちから、実際に作品に触れておくのは大切なことです。これをきっかけに、数々の文学作品にも触れていただきたいと思います。
子どもにとって、父親、母親が絵本を読んでくれるひと時は、心が安らぎ、親の愛情が確認できる幸せな時間です。また、親にとっても、楽しさを共有できる貴重な時間となるでしょう。絵本を通して、親子で楽しいひと時を過ごしてください。
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