エスニック料理/その他のおすすめ中東料理店

「KING FALAFEL」…南麻布

Kosher(コーシャ、コーシャル、コシェル)料理を提供するファラフェル専門店。それも、日本では珍しいラビの直営店だ。私はこの店で久しぶりに素直においしい!と思えるファラフェルに出合うことができた。

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

世界のおうちご飯ガイド

ファラフェルは世界的に名高いファーストフード

世界ではある程度名が通っていても、日本ではまだ…という料理はたくさんあるが、そのひとつに「FALAFEL(ファラフェル)」がある。
ファラフェルとは、ひよこ豆(ガルバンゾ)やそら豆をつぶし、ハーブや香辛料などを加えて揚げたコロッケのこと。これをたっぷりの野菜などとともに、ピタと呼ばれるパンに挟んだものも「ファラフェル」と呼ばれている。

“ふ~ん、ファラフェルって、豆コロッケのことね…”と流したあなた。単なる豆のコロッケだと侮ることなかれ。ファラフェルはお肉は入っていないものの、食感がもっちりとしていて、食べ応えは十分。アツアツのところをガブリっとやれば、ふわりとたちのぼる湯気とともに、食欲をそそられる複雑な香りと香ばしさでほっこりとした気持ちにさせられる、リピート率の高い料理なんですよ。

東京近郊でも神泉や赤坂など、ファラフェルが食べられるお店は増えたものの、値段や内容を考慮すると、いまひとつココだと思えるお店に出合えずにいたワタシだが(これはあくまでも個人的な好みですが…)、今回ご紹介するお店に出合ってからは、パズルのピースがピタリとはまるように、もやもやとした気持ちが晴れ、足取り軽くその店へ向かう自分がいる。“あのファラフェルが食べられる…”と考えるだけで、嬉しくなるのだ。

店頭
明治通り沿いにひときわ目立つオレンジの壁に緑の店名。
そんな幸せな気持ちにさせてくれるファラフェル屋さんをご紹介しよう。
場所は、南麻布。明治通りに面していて、三の橋交差点のすぐ近く。駅でいうならば麻布十番駅または白金高輪駅。歩いて15分程度だろうか。オレンジの壁に緑の「KING FALAFEL」の文字がすぐに目にはいるので、わかりやすいかと思う。ちょっと不便な場所にあるけれど、訪れればきっと行った甲斐があったと思うはず。満足度十分のファラフェルを目指してがんばろう!
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