麺以外では、マトンを入れたミートパイ「グシナン」やマトンの水餃子「バンシレ」、マトンのワンタンスープ「チョチョレ」も。

と、ここまで聞くと、小麦粉料理ばかりなの?と思われるかもしれないが、いえいえ。
ポロ
ウイグルの定番、マトンと人参の炊き込みご飯「ポロ」。
一品のみですが、マトンと人参を炊き込んだ「ポロ」というご飯料理もあるんですよ。ウイグル流にそのままでも、好みでヨーグルトをかけてもよし。人参の甘みが印象的なご飯である。

ビールのお供には、シルクロードでよく見かける肉の串焼き。これがいい。シルクロードハウスではマトン、チキン、ビーフ、手羽先があり、どれも適度な塩加減。シンプルな味わいだが食欲をそそられる。

マトン料理
左上から時計回りに「マトンシシカバブ」、ウイグル式ちぎり麺「スユク・アシ」、マトンの水餃子「バンシレ」、マトンパイ「グシナン」。
すべての料理にマトンがはいっている。

ここまで料理を紹介して、お気づきになられたかたもおられるかと思うが、この店ではマトンを使った料理がとにかく多い。ウイグルではマトンがよく食されているのだ。

この店では、メニューにラム肉と書かれている料理もあるが、ユヌスさん曰く、これは誤りなのだという。使用している羊肉は、すべて輸入産のマトン。マトンといっても特有の香りはひかえめなので、抵抗なく食べられるようになっている。
ここではウイグル流に、思いきりマトン料理を堪能しよう!

ランチはオーナーのユヌスさんがおひとりで店を切り盛りしているのだが、夜は女性がひとり加わり、手際よく料理を出してくれる。
ランチは日替わりの1品のみ。ウイグルスタイルのマトンの焼きまん「サンブーサ」や「マトンカレー」などがお目見えし、すべて500円。かなり良心的な価格である。

ランチメニューはなくなり次第終了となるが、それ以外の料理は、時間に関係なくいつでもオーダー可。昼から通しで営業しているのも嬉しいかぎりだ。

今後はウイグル産のワインも登場するとのこと。エキゾチックでリーズナブルな料理をつまみに、ほろ酔いになるのはいかが?ウイグル料理はまだまだ知名度が低い料理ですが、この人情味あふれる街、十条で定着し、愛され続けることを祈っています。

それにしても、十条の商店街ってなんて楽しいの!シルクロードハウスを訪れた帰りは、必ず両手が買い物袋でふさがってしまうワタシ。お店の人に商品のことを詳しく聞いたり、世間話をできる商店街ってやっぱりいいですね。食事の楽しさが倍増しました。

ウイグル&トルコ料理「シルクロードハウス」
所在地:東京都北区十条仲原1-9-1
営業時間:11:00~24:00
TEL&FAX:03-3906-7226
定休日:水曜
交通・アクセス:JR埼京線十条駅より徒歩2分
地図:Yahoo!地図情報

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