スッキリとした甘さと芳しい香りのあとに、辛さがガツン!

ピビム冷麺
濃厚な甘辛味のピビム冷麺は、口中の火照りをそっと癒してくれる温かいスープ(ユスク)とともに。

さて、麺を引きたてるお味のほうだが、ワタシはこの店では、つい汁なしのピビム冷麺を頼んでしまうのだが、このピビム冷麺は甘みと辛味、香りのバランスが実にちょうど良い。口にいれると、まず砂糖と粉唐辛子のスッキリとした甘さがやってきて、次ににんにくやごま油の香りが奥のほうからほのかに漂い、そして粉唐辛子の辛さが最後にガツンと締めくくる。

何口か食べた後にお酢をちょろりといれると、爽やかさがアップ!そして、酢が麺に絡んで表面の光沢が増し、麺がツルツルッとのどにすべり込む・・・そう、この瞬間がなんとも快感なのだ!ひと口、そしてふた口含めば、複雑に絡みあう妙味に胸が躍り、それから先は食べる速度が速まるばかり。食べることがうれしくなってくる麺である。

水冷麺
飾り気のない素朴な見ためながら、味わいは深し。麺はかなりボリューム感あり。
ここの水冷麺もスッキリと切れのいい味わいなので、さっぱりといただきたいときにはぜひ。スープは牛すね肉の旨味の影に香味野菜がさりげなく顔を出し、あっさりとしていながらも心地よい味が楽しめる。ただ、個人的にはもう少し味に深みがほしい気がするけれど、しかしながら、キンキンに冷えているから、食欲がないときでもすんなりと胃におさまり、爽快感を与えてくれるところは嬉しいかぎり。

最後にいっておかなければならないのが、そのお値段。ランチライムはピビム冷麺、水冷麺(エイの刺身がのった「フェ冷麺」もある)ともに1,200円。それ以外の時間帯は2,000円。はっきりいって安くはない。赤坂という場所も料金のうちなのでしょうね。まあ、これを高いとするか安いとするのかは、一度食べてみてからご判断いただけたらと思う。

■母心卿 チョンギワ本館
所在地:東京都港区赤坂3-15-2 KYOWA FORMEビル1F
電話:03-3587-1089
営業時間:月~金 11:30~翌3:00
     土   12:00~03:00
     日・祝 12:00~24:00
定休:なし
交通・アクセス:東京メトロ赤坂駅より徒歩2分または赤坂見附駅より徒歩3分。
地図:Yahoo!地図情報

■母心卿 チョンギワ新館
所在地:東京都港区赤坂3-12-7 赤坂ソシアルビル1F
電話:03-3586-2896
営業時間:月~金 11:30~翌3:00
     土   12:00~03:00
     日・祝 12:00~24:00
定休:なし
交通・アクセス:東京メトロ赤坂駅より徒歩2分または赤坂見附駅より徒歩3分。
地図:Yahoo!地図情報


平壌式と咸興式冷麺の違い
<自家製平壌式冷麺の店>
浅草橋「KORYO」
東麻布「元祖 平壌冷麺屋」
<自家製咸興式冷麺の店>
新大久保「オジャンドン」
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