モンゴル人はお酒はもちろん、からかうのもお好き?!
左はウランバートルのマンションでウォッカを酌み交わしている様子。 右は草原で乳酒を飲んだときの様子。右手の薬指にお酒をつけ、天、地に向けてお酒を弾き、最後に額につけていただくのがモンゴル流の飲み方。 |
モンゴルの人たちはお酒がかなり強い。私も弱いほうではないと思っていたのだが、なにしろ桁が違う。あまり飲めない人もいたことにいたのだが、そんなひとはかなりの少数派。みんな相当強いのだ。
家に招かれると必ずお酒が振舞われ、1回につき3杯は飲みほさなくてはならない(しかも何回もまわってくる)と最初に皆から言われたので、滞在中は注がれたら飲み干し、気合で乗り切っていた。が、実は最後の1杯だけ飲めばよいらしいということを最後の日に聞いた。私ってばどうもからかわれていたらしい・・・(笑)。おかげでモンゴルのお酒に慣れて、飲み方も知ることができたからよかったけれどね。
さて、そんなお酒好きでからかうのが好きな?のモンゴルの人たちは、お酒のことを“アルヒ”と呼んでいる。一般的にはこれは小麦を原料にしたウォッカを指し、輸出用やお店で売られているものの多くはこれ。とはいうものの、伝統的なモンゴルのお酒といえば、やはり「乳酒(シミンアルヒ)」だろう。