食べるごとに旨さが増す、大久保に佇むチュニジア料理店のクスクスとは?青と白で統一された清潔感のある店内。先日、まだオープンして間もない大久保のチュニジア料理店「ラジュール」へ行き、チュニジアの代表的な料理であるトマトベースのクスクスを食べたときのこと。最初のひとくちは意外にもあっさり。ううむ、これは少しインパクトに欠けるかな?と思っていたら、食べすすめるうちに、ジワリジワリと辛味やスパイスやいろいろな味が感じられ、これは旨い!スプーンを口に運ぶ速度が次第に増していった。クスクスは、味によって食べ終わるころには飽きてしまうことがあるけれど、この店のクスクスは、最後のひと匙をかみくだした後に美味しい・・・!という言葉が口からポロリと漏れたほど、一皿で完結していた。「チュニジア流自家製ソーセージ(メルゲーズ)のグリル」。かみ締めるごとに肉の旨みとスパイスの香りが愉しめる。クスクスを食べ終わった後、お店のかたに「クスクスがお好きですか?」と聞かれたので、「ええ。とても好きです。家でも時々作るのですが、なかなか上手くできなくて・・・。」と答えると、お店のかたがクスクスについて色々と教えてくれた。この間かなりの盛り上がり。その後も話は尽きず、しまいには、クスクスを教えてあげるわ、との嬉しいお言葉をいただいたので、早速その美味しさの極意を教わることにした。次のページでそのレシピをご紹介123次のページへ