モロッコのお茶といえば、苦くて甘~いミントティー。カフェやレストランで、「アッツァイ(お茶という意味)」を、と注文すれば、ほぼ確実にこのミントティーが出てくるほどメジャーな飲み物だ。
客を招くときは、歓迎の意を込め、菓子とともにこのミントティーでもてなすのがモロッコ流。そのため、淹れ方にはかなりのこだわりがあるようだ。
お茶を淹れるときに必要な道具は、セットで客間に置かれ、客の前で男性がコップに注いでくれる。
地方や家庭によって淹れ方はさまざまだが、今回はフェズの家庭で教わったミントティーの淹れ方をご紹介。ぜひお試しあれ!
・中国産の緑茶 ティースプーン4杯
茶葉は、「ガンパウダー」と呼ばれる丸くて小さい茶葉がよく使われる。
・フレッシュミント ひとつかみ(20cm長さのものを7~8本?)← かなり適当にだった;
市場では、山盛りで売られている。
・角砂糖 40g弱(お好みで)
※モロッコでは、円錐形の大きな砂糖の塊をハンマーで割って使う。
淹れ方は次のページへ→→→