エスニック料理/おすすめインド系料理店

【レストラン】 ネパール料理 板橋 「マナカマナ」(2ページ目)

ネパールの代表的な料理「モモ」がオススメの店。モモはピリっと辛いタレで食べるちょっと不思議な蒸し餃子のこと。

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

世界のおうちご飯ガイド

中国とインドが仲良く手を取り合ったモモは、見ためが小龍包のようで馴染みはあるが、味は間違いなく異国をおもわせる魅惑的な料理。このクセになる味は、やっぱり一度食べてみなくちゃわからない!餃子好きの人にはぜひおためしいただきたい!

ちなみにこの店、メニューにない料理も頼めば喜んで作ってくれる。日本人になるべく多くのネパール料理を知ってほしい、と常におもっているライさんにとっては、こんなに楽しいことはないらしい。
この間、ネワール族の特別料理コースを頼んだら、

「メニュー以外の料理をこんなにたくさん作るのは初めて。いろいろ作ってあげたくなるねぇ。」と喜色満面でこう言ったあと、「あっそうそう、あれ食べたことある?じゃあ、これは?う~ん・・・でもそんなに食べられないよねぇ。」
というやりとりが続いた。

実は、顔も料理も日本とそっくりなところが多いネパール。遠い昔、日本列島とユーラシア大陸は陸つづきだった。そんな一説がふと頭をよぎる。ネパール料理、なかでもネワール族の料理を口にすると、さも昔から知っていたかのような親しみが涌いてくる。間違いなくネパールには底知れぬ食文化が眠っている。そんなふうに思えてきてならない。
日本との共通点を見つけに、マナカマナへふらっと立ち寄ってみてはいかがだろうか。

最後に、ネワール族だのライ族だのと様々な民族の名前を出したが、料理は民族によってそれぞれ違いがある。どの民族の料理が食べやすいかといったら、まずはネワール族かもしれない。辛い料理が好きだったら、ライ族。
詳しくは、直接店に行ってライさんに聞いてみてください。ちょっとした会話から、話が弾んで楽しい文化交流の場となるとおもうので。

■スペシャル料理の一例






【写真左上】
アチャール(ネパールの漬物)大根、ニガウリ
ツォエラ(マトンのスパイス焼き)
カチュラ(生マトンのスパイス和え)
チウラ(蒸した玄米を乾燥させたもの)
バットマス(豆のスパイス和え)
ウォー(すりつぶした豆を焼いたもの)
【写真右上】
マサラパパド(豆のピリ辛野菜のせ揚げせんべい)
【写真左中】
マッツァフライ(魚の香味フライ)
【写真右中】
ドライカシュマスカレー(皮つきマトンのカレー)
【写真左下】
黒ダールカレー(黒豆のカレー)
【写真右下】
プラウ(ネパールのパラリとしたスパイス炊き込みご飯)

この他、ゴルベラアチャール(トマトの漬物)、チャイ(ネパール茶)がつく。

■ネパール料理店「マナカマナ」
所在地:板橋区大山東町59-20-2F
TEL:03-5375-6555
営業時間:11:00~15:00 (ランチ850円食べ放題)
     17:00~22:30(LO)
定休日:無休(年末年始除く) 
交通・アクセス:東武東上線大山駅より徒歩1分
地図:Yahoo!地図情報
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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