生春巻きによく使われるライスペーパー。
少し前まではアジア食材専門店や輸入食品店でしか買えなかったのが、いまでは日本語表示のパッケージものまでスーパーで見かけるようになって、種類がかなり豊富になりました。
日本語で表示されているからといって、ベトナムでいただくものと違うかといったら決してそうではなく、企業が直接ベトナムから買い付けをしているものがほとんどなので、クオリティはそのまま。
ライスペーパーには、厚さや大きさ、食感、産地などそれぞれ違いがあって、使いやすさに差がでてきます。
そこで、厚めでもちもちとした食感のタイ産よりも、個人的に好んで使っている、薄くて食感がしっかりしているベトナム産のものを、数種類ご紹介したいとおもいます。
( 今回は22cmのもので比較しています )
■VIANCO
原材料:米粉 食塩
販売価格(平均):300円( 250g )
輸入者:有限会社アルスコーポレーション
販売元:株式会社ドーバーフィールドファーストイースト 03-5471-3361
大田区大森北1-33-4
かなり厚みがあるタイプで、もちっとした食感。
ベトナム産というよりは、どちらかといえばタイ産に近い。
* ここがオススメ!*
皮がしっかりしている分、破れることがほとんどなく巻きやすい。
味の濃い食材を合わせるときに負けない食感がある。
* ここはちょっと・・・*
ボイルしたえび、豚肉などシンプルな生春巻きを作る場合には、皮のインパクトが強すぎて中身の味が負けてしまう。
水にくぐらせないと戻りにくいうえ、時間がかかる。
重なっている部分が口に残る。
■AO DAI
原材料:米粉 塩 タピオカ
販売価格(平均):450円( 500g )
輸入者:日商岩井九州株式会社
販売元:協同食品株式会社 06-6315-6365
大阪市北区太融寺町2-21
適度に厚みのあるタイプ。
原料にタピオカがはいっているぶん皮にひきがあり、透明感もある。
* ここがオススメ!*
上記のものに比べると薄い。
口あたりが良いうえに、破れにくく扱いやすい。
ほのかな甘みがあり、合わせる食材を選ばない。
* ここはちょっと・・・*
バランスはよいけれど、個人的にはもう少し薄いものが好き・・・。
つぎのページではわたしのおすすめのライスペーパーが登場します!