トルコ料理と聞いてまず思い浮ぶのは、肉を串に刺して焼いた“シシカバブ”。
でも実際は、“シシカバブ”は炭で焼くこともあって、お店で食べるか週末や来客があったときなど、特別な日にだけ食べるもの。
普段家庭では、お肉は少しで野菜や豆料理を驚くほどたくさん食べます。
トルコの家庭におじゃまして、いつもよく作る料理を教えてもらってきました!
教わった料理は、
■メルジメック チョルバ (レンズ豆のスープ)
■カルヌヤルック(なすのひき肉詰め)
■シェヒリエリ ピラウ(小さなパスタ入りバターピラフ)
■ストラッチ(ライスプディング)
まずは、Soupのご紹介から。
トルコのスープの定番!
メルジメック チョルバ(レンズ豆のスープ)
◆ 材 料 ◆ 4人分
赤レンズ豆2カップ(黄色いレンズ豆でも代用可),水10カップ,玉ねぎ1個,人参1本,マーガリン(バターorオリーブオイル)大さじ2,ドライミント大さじ1.5,チリパウダー小さじ1~2(ハーブはお好みの量で)
◆ 作り方 ◆
【1】赤レンズ豆はよく洗う。
トルコ産のものにはたまに石が入っているものがありますので、しっかり取り除くようにしてください。
【2】玉ねぎは1/4カット、人参は5mmにカットする。
【3】・鍋に赤レンズ豆と水を入れて火をかけ、沸騰したら玉ねぎと人参を入れ、豆がやわらかくなるまでコトコト煮る。
※ 圧力鍋だと煮る時間が約30分と、とっても便利!
【4】写真 -左- のようにとろみがついたら、ハンドミキサーかミキサーでペースト状にする。
【5】別鍋にマーガリン、ドライミント、チリパウダーをいれ、ペースト状にしたスープに加え、軽くかき混ぜて火を止める。
【6】器に盛り、お好みでさらにハーブをトッピングしてできあがり。
今回料理を教えてくれたマダムは、トルコでトルコ人に料理を教えている、Deniz Sevil さん(写真左)。
写真右はサポートするためにわざわざ駆けつけてくれたお姉さま。もちろん、お姉さまの腕前もすばらしかっです。
トルコのオイル
Musetさんもそうですが、トルコでは最近健康を気にして料理につかうオイルはオリーブオイルというかたが増えてきました。
とはいえ、一般的にはまだまだひまわり油がよくつかわれています。
肉料理やピラフ、スープには香りが強いトルコのバターかマーガリン、野菜料理にはひまわり油かオリーブオイルと使いわけています。
■チェック■
トルコには、ブラックオリーブいりのこんなマーガリンがよくつかわれています。
◆関連記事◆
カルヌヤルック(なすのひき肉詰め)
シェヒリエリ ピラウ(小さなパスタ入りバターピラフ)
ストラッチ(ライスプディング)
トルコの名物サンド「サバサンド」
トルコの人気メニュー「キョフテ(トルコ版肉団子)」