少し白濁している汁から、そっとレンゲですくって口の中に入れてみると、やっぱり想像どおりフワっとしていて柔らかい。そしてとろける。
甘みが優しくとても上品で、なぜかほっとしてしまうような味わい。
甘いものはあまり食べないわたしでも、“あっ、これはおいしい!!”と即座におもいましたね。
濃厚な大豆の甘みがあって、ほんのりとショウガが効いたシロップとの相性は絶妙。シロップにはピーナツがはいっていて、香ばしさとコクがあります。
香りがシロップに移るように、ピーナツは水から柔らかくなるまで一緒に煮込んでいるとのこと。
おいしいだけじゃなく、食べていて “なんて体によさそうなんでしょう~!” とおもえるヘルシーな豆花。
これはほんとうにわたしのオススメです♪
“あ~ぁ、食べてしまっていいのかな本当に。太ってしまうな・・・。”
なんていう罪悪感がいらないヘルシーなデザート。こんなデザートって嬉しいですよね。
このヘルシーな豆花を作っているのは、台湾出身のママ
“王 碧霞(ウァン ピシャ)”さん。
このママさんからみなさんにメッセージです。
『 豆花は添加物などいっさい入っていない体にやさしいデザートです。
ショウガがはいっているので、台湾では夏は夏バテ防止として、冬は体を温めるためなどと年中食べられています。
赤ちゃんの離乳食としてや、夜たべても胃がもたれないことからお年寄りの夜食に、若者のおやつなどとみんなに愛されています。屋台では定番のデザートで、とても人気なんですよ。
台湾では昔から食べられているこのヘルシーなデザートを、日本の多くの方に知ってもらい、体の中からぜひきれいになってほしいとおもいます。』
多少時間がかかっても、体に安全な料理を提供したい、と心がけているママさんの作る豆花は、とても丁寧に作られています。
豆乳ににがりを加えて弱火で約40分、絶えずかき混ぜながら火を通すのです。この火加減がかなり難しいそうで、家庭ではちょっと無理ではないかな、とおっしゃっていました。
シロップを作る時間を合わせると、完成までだいたい1時間30分くらいかかるそう。
こんなママさんの愛情がたっぷりつまった、ほんのりと甘くやさしい味わいの豆花を、ぜひ一度試してみてください。きっとやさしい気分になれるとおもいます。
『霞舫ニ号店』ではデザートだけではなく、本格的な台湾屋台料理も食べられます。
看板メニューは辛口牛肉麺(\650-写真左)。スパイスがかなり効いていて辛いのけど、後味はスッキリ!
なんとママさんのこだわりで、麺はかんすいが入っていない中国麺を使用。ただしこの麺は限定品なので、すぐに売切れてしまうとのこと。
そのほかにも安くておいしいおつまみメニューがあります。
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【 お店からのお知らせ 】
ニ号店の近くにある『 霞舫一号店 』が、生まれ変わります!!
いままで薬膳・宴会料理を出していたのですが、常連の台湾留学生からの強い希望で、11月12日に屋台風のお店としてリニューアルオープンすることになりました!
ここでは豆花はもちろんのこと、ニ号店の人気メニューもラインナッップ。
なんと、台湾のおでんも1本¥80で出すそうです。(珍しいでしょ?台湾にもおでんはあるんですよ。日本とは食べ方が少し違いますけれど。)
気になるお値段のほうは、1品あたり平均¥400~500ととても良心的。ニ号店に比べて、落ち着いた雰囲気でゆっくりと食べられるので、おすすめです。
お楽しみに!!
霞舫一号店 新宿区西新宿7-18-18
03-3363-0350 11:30~23:00 日休
霞舫ニ号店 新宿区西新宿7-16-12丸善ビル1F
03-3361-6208 〃
霞舫三号店 台東区雷門2-4-1
03-3844-3765 〃