シュマン（赤坂）(2ページ目)

至福のメニュー

旬の素材をたっぷり盛り込んだ「‘06シュマン春サラダ　＜海、山、自然への恩恵＞」。

まず１品目の「‘06シュマン春サラダ　＜海、山、自然への恩恵＞」で、テンションが一気にあがりましたね！稚鮎、つぶ貝、ホタルイカなどの魚介類とホワイトアスパラをはじめとするたっぷりの野菜を、生海苔ビネガーでいただく一品なんですが、口の中で渾然となる香りの調和が実に見事で、サッパリとしていながら、非常に印象深いテイストを実感することができました。

ブーダン嫌いでもハマってしまう「ブーダンノワールのカリカリポテト包み、バニュルスキャラメルとリンゴのピューレ」。

3品目の「ブーダンノワールのカリカリポテト包み、バニュルスキャラメルとリンゴのピューレ」は、ボクが毎回オーダーする小玉シェフのスペシャリテ。豚の血や脂から作られるブーダンノワールに千切り状のじゃがいもをまとわせて揚げた一品です。

「ブーダンノワール」と聞いただけで受けつけない人もいると思いますが、この料理は違いますよ～。たしかに、ブーダンの濃厚なコク、旨み、そして絶妙なバランスに保たれた独特のクセが口中を圧倒しますが、後口は極めてサッパリです。

一番のポイントになっているのが、ブーダンを包み込んでいるじゃがいもの存在。カリッカリに揚げられたその食感が、味わいに軽快さをもたらせてくれているんです。「脂＆油」なのに、この軽さにはいつも驚かされます。


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