録画テレビのパイオニア・レグザが
ブルーレイ再生機能を搭載

2010年最初のテレビ新製品は好調・東芝でした。1月14日、東芝は同社初のブルーレイディスクレコーダー(VHS一体型含む)/プレーヤー、同時にブルーレイディスク再生機能内蔵型テレビ二機種を発表しました。ここでは、テレビに絞って紹介しましょう。
東芝ブルーレイディスクプレーヤー搭載地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビ32R1BDP

東芝ブルーレイディスクプレーヤー搭載地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビ32R1BDP



2月中旬に発売を予定しているのは、32R1BDPと26R1BDPの二機種で、ブルーレイディスク再生機能を搭載しています。ただし、シャープのブルーレイアクオスがブルーレイに録画できるのに対し、本機のブルーレイは再生専用で録画ができません。

32Vと26Vという中画面サイズを発表したことからも、本機のターゲットが二台目、三台目のパーソナル需要であることが窺われます。若者やお一人様にブルーレイディスクレンタルに使い勝手のいい製品を、というわけです。

しかし、ベースになった既存のレグザRシリーズ同様にUSBハードディスク録画機能を持っていますので、外付けハードディスク(最大4台まで接続可能)を接続すれば、ブルーレイの高画質ソフトが見られて、録画はHDDで可能になるわけです。

ブルーレイを本体に直接差し込むスロットインディスクドライブ方式で、再生可能ディスクは、BD-ROM(市販ソフト)、BD-R/RE(注)、DVD-Video/R/RW、音楽CDで、BD-ROMのBD-LIVEやBONUS VIEW機能(インターネットに接続して作品に関連した期間限定のサイトが見られる)に対応します。

32R1BDPのブルーレイスロット。シャープアクオスと同様に本体側部に挿入

32R1BDPのブルーレイスロット。シャープアクオスと同様に本体側部に挿入



本機は、地上デジタルチューナー、BS/110度CSチューナーをそれぞれ2基、地上アナログチューナーを1基搭載します。外付けHDDにUSB接続して地デジの録画ができますが、アナログ放送は録画ができません。

また、CATVでご覧になっている場合、地デジのパススルーは録画できますが、BS/CS放送にトランスモジュレーション(チャンネル変換)が掛かっている場合は録画できません。これは他社のHDDを使った全ての録画テレビと同様で、東芝としては「技術的に難しい面があるので今後の課題として検討中」ということです。

(参考)パススルーとは?
テレビ局の周波数を変調方式を変えずにそのまま送出するのがパススルー。一方、CATV局のSTB(セットトップボックス)内で変調を変えて独自のチャンネルを設定して出力するのがトランスモジュレーション。日本の大半のCATV局では、地デジはパススルーだが、STBを使用している場合、BSや110度CSの専門チャンネルはトランスモジュレーションである。テレビを買う時にはCATV局に問い合わせること。


HDD録画モードは、TSのみでDR(MPEG-2ストリーム録画)はありません。2テラバイトのHDDに録画する場合、地デジなら最大213時間の長時間録画が可能です。

他に録画関連機能に、高精細フォントで表示される画面から録画予約が簡単にできる「レグザ番組表・ファイン」録画予約、「連ドラ予約」、再生関連機能に、設定したニュース番組を自動的に録画していつでも見られる「今すぐニュース」、視聴中に席を外す時に便利な「ちょっとタイム」機能があります。

次に、液晶テレビとしての地力の面についてみてみましょう。本機はフルハイビジョンでなく、画面解像度1366×768のハイビジョン機で、VA型パネルを使用します。本機のブルーレイが再生専用であることを考えるとフルハイの大画面に初搭載しなかったのが「?」ですが、東芝は今期、テレビのパーソナル需要を重視しているからです。

ベースとなったレグザRシリーズ同等に、フルハイに満たない映像を高画質化する超解像技術「レゾリューソンプラス2」、視聴中の部屋の主に明るさと番組内容に合わせて画質をコントロールする「おまかせドンピシャ高画質2」を搭載します。