大阪グルメ/大阪のフレンチ

コンヴィヴィアリテ (大阪・新町)(5ページ目)

約17坪という小さなメゾンながら一つ星を獲得した「コンヴィヴィアリテ(Convivialite)」。その多様な魅力の数々を御紹介いたします。

執筆者:麻生 玲央

・デザート
紅芋のブリュレ、焙じ茶アイス。
紅芋のブリュレ、焙じ茶アイス
デザートは、紅芋を使った「ブリュレ」。口に含んだ瞬間に拡がる濃厚な紅芋風味が特筆物で、焙じ茶アイスを絡めて食べると、まるで「和菓子」のよう。繊細で上品な味わいでした。


・プティフール
ワゴンサービス。 オペラ。
プティフールもワゴンにて登場です。 この「オペラ」が特に素晴らしい出来映え。
こちらも「フロマージュ」に続いてワゴンで登場し、好きなものを自由に選べます。プティフールというよりも、2皿目のデザートという言い方のほうがしっくりくるほど、マカロンや塩キャラメル等、どれもレベルの高さが秀逸! 特にプチサイズの「オペラ」が小さいながらも生地層の形成具合が見事なまでに美しく、甘さ控え目のオトナ向けの味わいが印象的でしたね。

さらに、このプチサイズでも「オペラ」の金箔が添えられている点も素晴らしい! やはり本物の「オペラ」は、この金箔のシンボルあってこそ、ですからね。


・コーヒーとハーブティ
コーヒー。 ハーブティ。
こちらはコーヒー。 ハーブティは鉄瓶で供されます。
〆は食後ティ。もちろんプリフィクスです。初めて訪問される方なら、鉄瓶に入ったハーブティを是非どうぞ。香り(ハーブ)まで選べます。

関西最高クラスのホスピタリティ

尚、ここに至るまで、一皿毎に「おしぼり」を変えてもらえますし、ナフキンも大きいサイズで上質。さらに席間も円卓2席を配して広めの間隔で心地良さも十分。メニューの説明も的確で分かりやすく、常に「笑顔」による接客など、こういったちょっとした“気遣い/設え”であっても、積み重なることで連鎖効果を生み出し、食べ手(客)の居心地や満足度を「非日常」レベルへと変えていくものなんですよね。まさに店名が意味するように「一期一会」の「おもてなし」を大切にする、総合力でも特筆に値するレストランと言えるでしょう。


<DATA>
・店名: Convivialite
・所在地:大阪市西区新町1-17-17
・アクセス:大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線「西大橋駅」徒歩約5分
・地図:Yahoo!地図
・TEL:06-6532-4880
・営業時間:11:30~14:00(LO)、18:00~21:00(LO)
・定休日:木曜日
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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