大阪グルメ/大阪のフレンチ

Hajime(レストラン ハジメ)(3ページ目)

今、関西最高のフレンチレストランである「Hajime Restaurant Gastronomique Osaka Japon」。類稀なセンスから生み出される料理世界は、まさに次世代フレンチのフラッグシップといえるでしょう。

執筆者:麻生 玲央

思考しながら食べる愉しみ


・saint-jacques
帆立料理。
泡の上に乗っているのは、オクサリス(オキザリス)という野草。
続いては海の食材が主役で、岩手県産の大ぶり帆立にサフランの泡を乗せた一皿が供されます。帆立の旨味(甘味)エキスも良質でしたが、それに合わせる味の土台となるのは「タブレ(taboule)」という名のクスクスサラダ。このタブレにはレモン汁で酸味が付与されており、この清涼感のある酸味が全体の味わいを爽やかに引き締めてくれるのです。


・mineral
ミネラル
66種類の野菜が盛り込まれたガルグイユ
「Hajime」のスペシャリテ「ミネラル」。66種類~(夜は100種類~)の温・冷野菜(legume)を組み合わせたガルグイユで、野菜以外にも「貝(アサリ)」のエキスを使用。野菜の上に乗っている泡もアサリのブイヨンで出来ています。

多種多様な野菜達にも目を奪われますが、添えられているピュレもそれぞれ違う野菜(南瓜・ビーツ・パプリカ等)に、一工夫が施されているなど、食べ手の味覚・視覚・嗅覚を敏感に刺激するかのような逸品。さらに、緻密に配置された野菜とソースが織り成すルックスの美麗さは、さながら「食べるアート」とさえいえるでしょう。

また、この「ミネラル」は、単に野菜の多さを堪能するだけではなく、じっくりと、一時間ぐらいかけて食べていたいと思わせてくれるんですよね。それぞれの野菜を一つずつ味わうのもいいですが、混ぜ合わせることで生まれる複合的なミネラル(テロワール)を、時間をかけてゆっくりと体内に摂り込むことで、大地と海のミネラルを少しずつ、しかし完璧に身体の隅々にまで届かせ、まるで地球そのものを食べている気持ちにすらなるのです。

次ページでは、フォアグラ料理や肉メイン料理を御紹介します
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