出産準備/出産準備関連情報

珍しくない!妊娠・出産による痔

妊娠中には便をするときに力を入れにくいこともあって、便秘がちになるもの。痔の種類や心がけを知っておきましょう。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

妊娠中には便をするときに力を入れにくいこともあったりして、便秘がちになるものですね。そのため、痔になってしまったり、普段からあった痔が妊娠によって悪化したり、出産のいきみで悪くなってしまったりすることはよくあることです。

★痔の種類
痔には、以下のような種類があります。

● いぼ痔
痔核(じかく)と言われるもの。妊娠中、大きくなってきた子宮に圧迫されるために、肛門の静脈がうっ血するのが原因と言われています。肛門の内側にできるのが内痔核、外側にできるのが外痔核です。

● 切れ痔
裂肛(れっこう)と言われるもの。便秘で固くなった便を無理に出そうとすることによると言われています。

● 痔ろう
肛門にある小さな穴(陰か)に便のバイキンが入りこんで、化膿することが原因と言われています。最初は肛門が腫れて激しく痛むそうですが、その後肛門にしこりができると痔ろうということになるようです。

 肛門からの出血があったら、医師に相談しましょう。膣からの出血か肛門からの出血かわからない場合も、診察時に医師に伝えておきましょう。
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