出産準備/出産準備関連情報

珍しくない!妊娠・出産による痔

妊娠中には便をするときに力を入れにくいこともあって、便秘がちになるもの。痔の種類や心がけを知っておきましょう。

高祖 常子

高祖 常子

子育て ガイド

子育てアドバイザー、キャリアコンサルタント。資格は保育士、幼稚園教諭2種、心理学検定1級ほか。NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事ほか各NPOの理事や行政の委員も務める。子育て支援を中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。著書は『感情的にならない子育て』(かんき出版)ほか。3児の母。

...続きを読む
妊娠中には便をするときに力を入れにくいこともあったりして、便秘がちになるものですね。そのため、痔になってしまったり、普段からあった痔が妊娠によって悪化したり、出産のいきみで悪くなってしまったりすることはよくあることです。

★痔の種類
痔には、以下のような種類があります。

● いぼ痔
痔核(じかく)と言われるもの。妊娠中、大きくなってきた子宮に圧迫されるために、肛門の静脈がうっ血するのが原因と言われています。肛門の内側にできるのが内痔核、外側にできるのが外痔核です。

● 切れ痔
裂肛(れっこう)と言われるもの。便秘で固くなった便を無理に出そうとすることによると言われています。

● 痔ろう
肛門にある小さな穴(陰か)に便のバイキンが入りこんで、化膿することが原因と言われています。最初は肛門が腫れて激しく痛むそうですが、その後肛門にしこりができると痔ろうということになるようです。

 肛門からの出血があったら、医師に相談しましょう。膣からの出血か肛門からの出血かわからない場合も、診察時に医師に伝えておきましょう。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます