喧嘩をするときに黙る人と怒る人の心理とは
喧嘩すると黙る人と感情的になる人の心理
……ん? 微笑むというより嘲笑? それは「人の不幸は密の味」ってやつでしょうか。悪趣味です。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言うように、恋人同士の喧嘩も傍から見たら些細でくだらないことがきっかけとなるもの。でも、お互いに大切な人だからこそ、些細でくだらないことでも喧嘩になるのです。
恋人と喧嘩をする時、相手を無視して黙り込んでしまう人もいれば、感情的になって思ってもいないことまで口走り、相手を言い包めようとする人もいます。その態度からは、心理や恋愛傾向が分析できます。今回は、喧嘩する時にとる態度から、相性診断をいたしましょう。
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喧嘩すると不機嫌になり相手を無視して黙り込む人
喧嘩すると感情的になって相手を罵倒し、つい余計な一言まで口走って言い包めようとする人
喧嘩すると不機嫌になり相手を無視して黙り込むタイプ
「黙ってないで何か言ったらどう?」と言われても、ひたすらダンマリ……
怒ると相手を無視して黙り込むタイプの心理としては、2つ考えられます。1つは、喧嘩になったことによって頭が真っ白になっている場合。もう1つは、「何を言っても無駄だ」と、相手を見放している場合です。
頭が真っ白になるのは、相手がなぜ怒っているのかが理解できていないことが多いようです。しかし、なぜ怒っているのかをわかるまで聞けばいいことですし、もし罵声を浴びせられれば、普通はそれに対して言いたいことが出てくるはず。つまり、頭が真っ白になる場合も、相手を見放して言いたい放題言わせておく場合も、共通して言えるのは「自分の怒りや相手の激怒振りに対して耐性が強い」ということ。
このタイプは比較的冷静で、感情的になりにくい性格です。怒ってはいても、それをそのままストレートに相手にぶつけようとしない、忍耐強いところがあると言えるでしょう。しかし、このタイプの不満が鬱積すると、爆発した時が怖いのです。
爆発の仕方は大きく分けて2種類。押さえ込まれていた感情が放出して激怒するケースと、相手の怒りをまともに受けて精神が不安定になるケースがあります。前者の場合、人によっては物を壊したり暴力を振るうことも考えられますし、後者の場合は頑なに自分の殻に閉じこもり、心を開かなくなる可能性もあります。
■本音でぶつかり合うのを避ける、臆病者の可能性も……?
冷静で感情的にならない人の中には、無益な言い争いをしたくないという平和主義を主張する人が多いものです。しかし、喧嘩は原因を解決しなければ、本当の平和は訪れないはず。つまり、無視して黙り込む人のなかには、問題を先送りにしたり、見て見ぬフリをしたりする臆病者も多いということ。
感情を抑圧するのは、自分の本音をさらすのが怖い、という気持ちが根底にあるのでしょう。あるいは、自分の醜い感情を露呈したくない、というプライドがブレーキをかけている場合もあります。いずれにしても、恋人に対してすべてをさらけ出さない、一定の距離を取ったり壁を作ったりするタイプであると言えそうです。
喧嘩すると感情的になって相手を言いくるめようとするタイプ
激怒して機関銃のように相手を罵倒する人は、しばらくすると必ずと言っていいほど後悔します
感情的になって相手を言い包めようとするタイプは、大抵、余計なことや思ってもいないことまで口走り、しばらくすると言い過ぎたと後悔する人がほとんど。冷静さに欠け、売り言葉に買い言葉で喧嘩を大きくしてしまったり、そもそもの喧嘩の原因から遠ざかったところで怒りの種を撒き散らしたりもします。
このタイプは恋愛以外の対人関係でも失敗しやすく、お酒の席も要注意です。人は酔ったり感情的になっていたりすると、いつも以上に大きな態度を取ってしまうもの。そのくせ、翌日すぐ、あるいは後々まで後悔して、うじうじと気にする小心なところもあります。「弱い犬ほどよく吠える」というやつですね。
■本音を晒すことを恐れない、人間味ある性格
黙り込んでしまう人に比べると、相手を言い包めようとする人は、人と本音でぶつかることを恐れない潔さがあります。人と深く関わりあいたいという人間味ある性格の人も多く、喧嘩を乗り越えることができれば後に絆が深まる相手です。
喧嘩の時に激昂する人は、その反面やさしい時も過度にベタベタです。喧嘩の後に仲直りした場合は、非常にわかりやすい愛情表現をするもの。喧嘩の最中には本気で相手を傷つけようとしますが、納得して仲直りした場合は本気で相手を愛することができる。どちらかと言えば直情的でシンプルな性格だと言えるでしょう。
喧嘩する時にとる態度でわかる男女の相性診断
恋愛は幾度もの喧嘩を経て、寄り添う2人の心の距離が縮まるもの
喧嘩したときに黙り込むタイプ同士のカップルは、あまり相性がよくありません。お互いに感情を表さず、壁を作って接してしまうためドライな関係になりがちです。仮にどちらか一方が相手に不満を持ったとしても、その問題を先送りにしたり、見て見ぬフリをしてしまいがち。そのうち、恋愛感情が冷めてしまうこともあるでしょう。
喧嘩するときも感情的にならず、理性を保っていられるのはこのタイプの良いところです。このカップルの場合は、それぞれがなるべく本音を言い合うよう努力し、相手を見放したり、すべてをシャットアウトして自分の殻に閉じこもることがないよう、しっかりと向き合う心掛けが必要です。
■言い包めるタイプ×言い包めるタイプ=相性度60%
喧嘩するときに感情的になり、互いに言い包めようとするタイプ同士のカップルは、相性度60%です。仲の良いときは豊かな愛情表現でそれこそラブラブでいられます。が、喧嘩になったら大変です。どちらかが引かない限り、互いに傷つけあって取り返しがつかなくなることも。
お互いに納得して仲直りすることができれば、その後は一層仲も深まりますが、男女関係では白黒はっきりつけられないことも多いもの。相手の逃げ道を奪って言い包めようとすればするほど、2人の関係は矛盾したものになってしまいます。このタイプ同士の喧嘩では、冷静になって余計な言葉は飲み込む心掛けが大切です。
■黙り込むタイプ×言い包めるタイプ=相性度80%
喧嘩するときに黙り込むタイプと、感情的になって言い包めるタイプの組み合わせは、3つのカップルの中では最も相性の良い組み合わせです。感情的なタイプの暴走は、冷静なタイプにしか止めることはできません。また、冷静なタイプのほうも感情的になって本音を晒す相手に次第に感化され、相手としっかり向き合うようになっていきます。
この組み合わせの場合、最初は言い包めるタイプが黙り込むタイプに惚れこんでいることが重要です。逆パターンの場合、黙り込むタイプの静かな愛情は相手に気づかれにくく、恋愛が発展しづらいからです。
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