Wシリーズは「ひかりTV」に対応
前モデルでリニューアルされたWシリーズは3機種で、VW970/WGは約24万円、VW770/WGは約22万5000円、VW670/WGは約21万円。今モデルからはカラバリが導入され、VW770/WGはファインブラックとクランベリーレッド、パールホワイトの3色、VW670/WGにはファインブラックとクランベリーレッドの2色が用意されます。VW970/WG、VW770/WGは23型のフルHDパネル、VW670/WGは21.5型(タッチパネル)を採用しているところや、特徴であるYAMAHA製スピーカー、画質を調整できる「彩りプラス」、Blu-ray Discドライブは、秋冬モデルと共通です。
VW970/WG、VW770/WGはCore i5-650(3.2GHzx2)、テレビ機能は、地上/BS/CSの3波のダブル。VW670/WGはCore i3-530(2.93GHzx2)を搭載、チューナーは地デジのみです。
共通の新機能としては、「ひかりTV」に対応したこと。NTTの「フレッツ光」に加入している必要がありますが、70チャンネル以上の番組などを視聴できます。「ひかりTV」の月額基本料金は2625円(税込)からで、有料オプションとして、CS放送番組のプレミアムチャンネル、ビデオオンデマンドやカラオケ、NHKオンデマンドなどがあります。なお、録画には対応しません。
また、VW970/WGのみ、USB3.0ポートが2つ搭載されています。現行のUSB2.0の約10倍(理論値)という高速なデータ転送ができる規格で、将来性は十分。USB2.0ポートも6基搭載されています。
パソコン機能に特化したLシリーズ
「パソコンとして」の機能に特化したVALUESTAR L
VL750/WGには、春モデル中でもっとも高性能な4コアのCore i7-860(2.8GHzx4)、VL550/WGはCore i5-750(2.66GHzx4)、VL350/WGとVL150/WGは2コアのCore i3-530(2.93GHzx2)。
モニタはフルHDの23型ワイドで、VL150/WGのみが19型です。VL750/WGとVL550/WGは、グラフィックスにNVIDIA GeForce GT220を採用します。
Lシリーズ共通で、64ビット版のWindows 7が付属します。ただし、標準では32ビット版で起動しますので、64ビット版の利用にはいったんリカバリすることが必要です。また、VL750/WGのみ、Blu-ray Discドライブと2基のUSB3.0ポートを搭載します。
マイナーチェンジのEシリーズ
VALUESTAR Eは、曲線をベースにしたボディが印象的
前モデルからハード面での変化はなく、前述した、ジャンプリスト表示などソフトウェア面でのテレビ機能強化が図られています。
オススメはVN770/WG6
春モデル中、もっともオススメなのは、地デジチューナーとBlu-ray Discドライブを搭載した VN770/WG6。もともと人気のモデルでしたが、省スペース性を増したことで魅力がアップしています。テレビ機能も、画面サイズとBS/CS放送を除けばWシリーズとほぼ同等ですので、十分に楽しむことができるでしょう。VALUESTAR N VN770/WG6W PC-VN770WG6W
【関連サイト】
NEC:VALUESTAR製品情報 > VALUESTAR