一夜不倫とアロマテラピーの相似点
一夜不倫にはメリットだけではやっぱりない。 |
ただ、一方では、快楽だけを求めて身を費やすことの、目には見えない、言葉にはしがたい傷や罪というものもやっぱりあるような気がする。
たとえば、私は、アロマテラピーが大好きだ。眠る時もお風呂に入る時も、アロマオイルを薫らせるとものすごく気持ちがいい。一見、私は植物を愛する女性のようだけど、実はそのアロマオイル一滴には何十本もの野生のバラが使われているわけで……。
やっぱり、欲しいものを得るということは、何かの犠牲に成り立っていることなのだと思う。それでも、私はアロマオイルを使う。だって、気持ちよくて、元気になるから。疲れていても、アロマのおかげで笑顔で人前にでられるし、人に優しくもなれる。ただ、そこに犠牲がともなっていること、貴重な自然のめぐみをいただいていることも忘れてはいけないと思うのだ。ついつい、忘れちゃうけどね。
一夜限りのセックスもそう。誰かのダンナさんやお父さんとセックスすること。それ自体は、いいも悪いもないけれど、自分もふくめていろんな人の思い、目には見えない何かを犠牲にしているところもある。その罪深さが蜜の味なのかもしれないけど、ね。
一夜不倫シリーズもひとまず最終回です。そのうち、刹那的でせつない恋愛とセックスを知る吉田潮さんとの対談も敢行したいなと思っています。
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