デキちゃった婚が流行る本当の理由

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最近は、デキちゃった婚じゃないほうが珍しい気がするのは気のせいでしょうか?
デキちゃった結婚。30女的にはどう思いますか? 10年前は衝撃的だった安室ちゃん(当時19歳)を皮切りに、以後、超有名人から、周囲の友だちや仲間まで増え続け、今や4人に1人がデキちゃった婚している時代。

デキちゃった婚って、10年前はまだネガティヴな意味合いが感じられたものの、今は十人十色、ケイスバイケース。よろこびあふれた“デキちゃった?”だって少なくない。

デキちゃった婚が流行る理由--それは、結婚願望が希薄な人が増えているからだと分析する。決して結婚したくないワケじゃないし、いつかは結婚したい。けれど、本当のところ、結婚する意味--がよく分からないという男女は多い。結婚しなくても、自分でゴハンは食べられるし、仕事も人間関係も楽しい…‥という個人主義な30代(40代も?)にはなおのこと危機感なんて一切ない。周囲に急かされる時はちょっと不安になるものの、その不安はすぐに穏やかな日常の中にかき消されていく。

かくいう私もそのひとり。20代の頃は一切結婚願望がなかった私にとって、もし、恋人と結婚する理由があるとしたら、「デキ婚しかない」と思っていた。とはいえ、実際は仕事に夢中過ぎたし、恋愛をもっともっと味わいたい。だから、「デキたら困る!」という想いのほうが何百倍も強かったけれど……。

女にとってのデキ婚、男にとってのデキ婚

30代の今ならどうだろう? 20代の頃より仕事はノッているとはいえ、いつかは結婚はしたいし、子供も産みたい。でも相変わらず、仕事も忙しいし、やりたいこともまだまだある……。要するにいつ結婚したらいいのか、自分ではジャッジできない。だから、いっそのこと、運命(=デキちゃった)に決めてほしいと思ってしまう。そんな消極的なデキちゃった婚推進派である30女も少なくないのではないだろうか。働き盛りの30女にとって、デキ婚とは運命を回す鍵、偶然という名の必然なのか--?

し・か・し! 男の認識はちょっと違う。これだけデキ婚が増えた今も、男は世代を問わず、まだまだネガティヴなイメージをもっている。社会的な動物である大人の男にとって、デキ婚は、「申し訳ない出来事」だ。会社に対してはもちろん、相手の親に対しても「見栄えが悪くて申し訳ない、恥ずかしいことなのだ」と、30代の男友だちは口をそろえていう。

「付き合って1年足らずの妙齢の女が、突然デキちゃったら、彼女にハメられたと思う。そんな男ってふがいない」のだという。さすがに、相手の女子には言わないものの、内心はハメられたのか? という疑念が湧いているのだろう。相手が30女ならなおのこと、「結婚したいし、早く子供も欲しい」ゆえに、四の五の言わずにデキちゃった攻撃をしそうなイメージがあるというのだ。

ちょっと女子をバカにしてない?と憤慨すると、「そんなに簡単に子供ってできるの? 男は、彼女が安全日だというのを信じてやってるのに……」と反論する。

すると、シビアな30女たちも「たしかに、子供なんて作ろうと思わないとできない」という。生理が始まったばかりの中学生ならまだしも、自分の体のリズムを知る大人の女が「つい、デキちゃった?」なんてことはないのだと。

デキちゃった婚に潜む女の野望って一体、何?