幸せ? うまくいかない? デキ婚の明暗とは

妊娠は目的?それとも手段?

妊娠は目的?それとも手段?

芸能界でも目立つニュースになるのは「できちゃった婚」。不妊に悩むカップルも多い中、「できちゃった婚」を、子宝を授かる「授かり婚」とポジティブにとらえる見方もあります。しかし、「でき婚」のその後は離婚に終わるカップルも少なくなく、明暗が分かれることも……。今回は「でき婚」でうまくいく夫婦・うまくいかない夫婦を考えてみましょう。
 

 

今や4人に1人!? デキ婚の割合はどのくらい?

厚生労働省が2010年に発表した「出生に関する統計」によると、「結婚期間が妊娠期間より短い出生」、すなわち「できちゃった婚」は、2009年で25.3%。つまり4人に1人は、「できちゃった婚」で生まれた子供ということになります。「でき婚」の割合は2002年の27.9%をピークにやや減少しているものの、ほぼ横ばい状態です。結婚式場でも「半年以内の挙式」というプランが組まれるくらい、「できちゃった婚」は大きなマーケットになっています。

「でき婚」の見逃せない特徴は、女性が若いほど多いということ。同じ厚生労働省の調査によると、結婚に占める「でき婚」の割合は、30歳以降が1割、「25~29歳」が2割であるのに対し、「20~24歳」になると6割、「15~19歳」では8割に上っています。

妊娠がきっかけになる「でき婚」は、それがどんな妊娠であるかがその後の幸せに影響してくるといえます。それではどんな妊娠だと「でき婚」が不幸な結果になりがちなのでしょうか?

 

手段? それとも目的? デキ婚でうまくいく理由、いかない理由

「でき婚は離婚する可能性が高い」とよく言われますが、不幸な結果に終わりがちなのが「アクシデント妊娠」の場合。予定外の妊娠という事態に引っ張られて、籍を入れること、双方の親の了承を得ることなど、まずは生まれてくる子供のための準備が中心になってしまいます。しかし、結婚の前に本当に必要なのは夫婦になる二人がお互いをしっかり理解しあうこと。出産のための「準備」に追われてしまうと、お互いをみつめあう時間がなくなり、とにかく結婚することが「目的」になってしまいます。

そして、結婚し、出産が済んだとたんに、一緒にいる目的を失ってしまい、夫婦がバラバラになってしまうのが離婚への序章。さらに、年齢層が若いカップルの場合は経済的にも不安定であることが多く、「金の切れ目が縁の切れ目」というお決まりの断絶状態に……。一説には5割は離婚するといわれる「でき婚」の典型的な破滅パターンがこちらです。
 

幸せに、うまくいくデキ婚とは?

そんな、「事故」のような結婚ととらえがちな「でき婚」ですが、きっちり幸せをつかむカップルもいます。そんなカップルの場合、「でき婚」は「目的」ではなく「手段」であるという特徴があります。たとえば、付き合って長いのになかなか結婚に煮え切らない彼、仕事が忙しくてなかなか一緒にいる時間が作れない彼、結婚を反対する人が周囲にいる彼、そんな彼に覚悟を決めさせ、周囲をあきらめさせるために計画的に妊娠をするという「でき婚」がそれです。

この場合は、出産という一大イベントはあるものの、そもそもの目的が「二人が一緒にいる」ということですから、お互いにしっかり目が向いています。ですから出産の後も二人の関係がしっかり続いていくのです。
 

妊娠は人生を変える「事件」

健康な男女が避妊をせずにセックスをすれば、一定の割合で確実に妊娠します。「妊娠」=「新しい命を生み出す」ということは、女性の人生を大きく変えうる「事件」です。自分の人生をしっかりプロデュースするためにも、安易な妊娠はNG。将来の幸せにつながるよう、計画的な妊娠をカップルでしっかり考えてほしいものです。


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