2.セックスをしても、しなくても、相手を傷つける可能性がある
セックスがなくても、私は満足!でも彼は? |
当然、セックスを拒む理由も、多岐にわたります。相手との信頼関係性が失われていたり、セックスに嫌悪感を持つ場合も特に女性には多く見られます。
しかし最近では、パートナーとの関係が良好でも、また20代であっても、仕事や育児などの精神的なストレスが原因となって、男女ともに性機能障害が引き起こされるケースがあります。男性の場合は、勃起しない、勃起力が維持できず挿入時に中折れするなどED(Erectile Dysfunction)という症状があります。
一方、女性も濡れない、痛い、性欲が湧かないなどFSD(Female Sexual Dysfunction)の症状があります。また泌尿器や婦人科系の病気の手術後に、以前のようなセックスでの快感が失われたり、痛みが伴う場合もあります。このように相手に非があるわけでなくても、セックスが以前のように楽しめなくなってしまうことがあります。その際、パートナーとの関係を気にするあまり、一人で悩む人も多いですが、治療には相手の理解や協力は不可欠で、二人三脚で取り組む必要があります。セックスをしない理由が何であっても、常にパートナーを巻き込んでいる自覚が必要でしょう。