西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

結婚したい男女が、出会いがないと言う理由(2ページ目)

商社、金融といえば、今も昔も、女性が結婚したい相手の会社として手堅いイメージがあるようです。恋人が欲しいのに「出会いがない」と言う、某大手商社に勤める28歳の男性に、最近の合コン恋愛事情を伺いました。

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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初デートで理想の結婚生活を語られる

初めてのデートで、いきなり結婚願望をアピール?!
初めてのデートで、いきなり結婚願望をアピール?!
でも、二人だけで会うのは初めてなのに、自分はこんな結婚をしたいという話を延々とされた時は引きました。そういう結婚願望のある女性に限って、バカップル思想を持っていることにも驚くんです。僕は、好きな女性となら、バカップルになるのも嫌じゃないけれど、その内容が完全に男に依存しているから驚くんです。たとえば、都心の代官山とか吉祥寺や、田園調布の駅から3分のマンションに住みたいとか、年に数回海外旅行に行きたいとか、有名なフランス料理教室に通いたいとか……。週末の朝は、ホテルのお洒落なレストランで、ブランチを食べたいとか。そのお金は、どこから来ると思っているんだろう?

黙ってホテルまで付いてくる

会社の先輩に、そのことを話すと、「その手のタイプの女性は、食事の後、行き先を告げないでホテルまで歩いていくと、ちゃんと付いてくるよ」と言うのです。ならばと、試しにその方法を使ってみたら、本当にその通りでした。
「これからどうする?」なんて野暮なことを言わないで、当たり前のようにホテルまで一気に歩いた方がいいんですね。でも実は、ホテルに入った瞬間から「俺、何やっているんだろう……」という思いに襲われました。幾度か激しい自己嫌悪に陥りながらも、何とかコトをこなしました。

その後は、恋人モードのような絵文字いっぱいのメールが来てしまい、余計に会いづらくなりました。相手の依存心に引いてしまうのと、相手への申し訳なさとが入り乱れて。結局、そういう女性とは、忙しいとかを理由にして、ほとんど会わなくなったりしてしまうんです。

次に本気で付き合う子とは結婚したいなと、最近よく思います。そうなると、ますます相手が見つからない。新しい女の子と出会うたびにデートをこなしているものの、「練習のための練習」になってしまって……。相変わらず、本命の子が相手となると気弱になってしまい、日頃の練習が全く活かされなくて、付き合うまでに至らず。つくづく僕は恋愛下手だなと思います(笑)

最近の合コンでは、女の子を口説くことには関心が薄れ、もっぱら男の友情を深めている感じ。『今日も俺たち、3時間コンパのトークを盛り上げたり、絶妙なタイミングでパスを出し合ったりして、いい仕事したよな』と、男の仲間内で言い合うだけで終わってしまうことが多い。合コンの目的が変わってきてしまったようです。

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