男性は「バカな女」が好きって本当?モテる女性の特徴
男ってバカっぽい女が好きなんでしょ?とスネていませんか?
「バカな女って嫌い! 男ってしょせん、バカな女が好きなのよね!?」と吐き捨てるのは早計というもの。男性が好きなのは、人を不快にさせるただの「バカ女」ではなく、「バカになれる女性」かもしれません。その魅力について、考えてみたいと思います。
<目次>
男にも女にも嫌われるただの「バカな女」とは?
誰だって、ただ迷惑なだけの「バカ」は、恋愛対象どころか論外です。失礼で、だらしなく、人生の向上心がなく、言葉づかいが無駄に軽薄でセンスなく汚い(粋に汚く使いこなせるのはGOOD)。そんな女性が、おちゃらけたリアクションを取っても、見ている方としては悲しくなるだけです。
つまり、「内面はきちんとしているのに、バカになれる優雅さを持つ」――これが、モテる女性の必須条件です。
逆にいうと、プライドが高く、常に上から目線で男性に接し、一緒に話していてニコリともしない女性よりも、場面ごとに合わせて「適度にバカになれるぐらいの賢さをもった女性」が、多くの男性から支持され、上質の女性としてみなされるというのは、動かしがたい事実なのです。
男性から本当にモテるのは「バカになれる賢さを持った女性」
ノリがよくて、ふざけた会話も楽し気にできる。そんな賢さがモテていた!
勉強や仕事ができることだけを鼻にかけるような「楽しくない」女性や、自分の世界に引きこもって自分と毛色の違う人々のことを見下している「偉そうな」女性に比べれば、バカになれる女性はずっと魅力的なのです。
そのポイントは振れ幅。
明るくて、かわいらしくて、リアクションが大きくて、おしゃれ。ときには派手なこともできて、バカな話題でも、一緒にいてワイワイと騒ぐこともできる。頭の回転が速く、知的な話題にも対応でき、自制心があり、身持ちはきちんとしている。そういう振れ幅のある女性に、男性は心が動きます。
そういう女性のことを心からの愛情を込めて、
「○○ちゃんは、バカだなあ!」
「○○ちゃんは、面白いねえ!」……とほめるのが、男性にとってはたまらなく心地いい瞬間です。つまり、それが「男性はバカな女が好き」という説の本質だったのです。
女性目線でいえば、「バカっぽさ、解放感」を演出すると“男扱い”が楽になるともいえます。
「バカっぽい女」を毛嫌いする人の心理・特徴
バカっぽい解放感を演出すると、男性との会話も楽になります
ですが、彼らのほとんどは、派手な外見で遊んでいそうに見える女のコをバカだと決めつけている傾向があります。派手な外見で遊んでいそうに見える女のコの典型例としては、いわゆるギャル系の女のコなどが挙げられます。
では、なぜ彼女らを避けたがるのか? それは青春時代にまったくその手の女子との交流がなかった、または相手にされなかったというのが有力です。
だから、「渋谷で遊んでいるようなギャルはみんな頭が悪いバカ女だ!」という偏見を持ち、凝り固まった頭で、彼女たちを毛嫌いし、自己防衛している心境が見て取れます。
“ギャル”という概念が一般化し、ブームとなったのは1993年ごろ。交友関係が盛んで、派手な外見、派手でハジけた女の子が増えたのはご存知の通りです。
なかには、一見ギャルに見えても、学校の成績がよかったり、中学受験を勝ち抜いてきた女の子もいます。それは、学業にも、遊びにも、トレンドにも、女らしさの教育にも熱心な「都市型英才教育」で育った、「バランスが良い」女の子です。そういった子たちは、見た目の派手さとあわせもって、勉強ができるだけでなく、頭の回転も速く、人情に厚くて義理堅い、恋も友情も大切にする内面まで魅力的な「いい子」――つまり、バカになれる賢さを持った女性が、昔よりもたくさんいることを忘れてはいけません。
そういう現実を知ることなく、人をパッと見の外見で判断し、「遊んでそうなバカな女の子は嫌い」「まともな話ができない」と切り捨てるのは大間違いです。
むしろ、勝手な思い込みで、人を見た目で判断するなんて、「視野が狭い偏屈なオヤジ(ある意味世間知らず)」「カタブツ系の勘違い女性」と言わざるを得ません。
さらには、彼らの中に、
「自分は外見がかっこよくない」「自分はうまく遊べていない」「青春時代、地味でマイナーな陰キャラだった」というコンプレックスをぶつけている、ただの八つ当たりもあるであろうことは、容易に想像がつきます。
うまく遊ぶことのできない自分、心が老け込んでしまっている自分と、彼女たちの愛嬌・元気のよさ、NO REASONなモテオーラを比べてしまい、その裏返しとしてゆがんだ敵対心を持ち、頭ごなしに「バカな女はむかつく」などと言っている節があります。
こういう人たちに同調することなく、人の内面をきちんと見るようにしたいものですね。
バカな女が嫌いなのは、それぞれの心に潜む「負け惜しみ」の可能性
知性や努力には自信があり、仕事もできる。でも、ユーモアのセンスや楽しくはしゃぐ能力が欠けている女性が、「バカな女は嫌い。男の人って、すぐバカな女に甘い顔をするから嫌い!」と言い放つケースもあるでしょう。……しかし、彼女は残念ながら、男性多数の多数決の結果、おそらく「負け惜しみ」という評価をされてしまいます。彼女自身の中に、楽しくバカになれない自分に対するコンプレックスがあるのか、単にモテないのが悔しいだけなのか。中学生や高校生のころに、勉強一筋にがんばっているまじめすぎる堅物女子が、おしゃれして男の子たちと楽しく遊んでいる女の子(しかも、中学高校受験にも勝ち抜いていたりする!)を、あこがれと嫉妬と憎しみの目で見ているという、よくある構図となにも変わりません。
もう子どもではないのですから、そういうことから卒業したいもの。
真に、彼女が「しなやかで知的な女性」であれば、そういった気になる(目障りな?)ライバルのいいところは取り入れて、自分をもっと磨けるはずです。
「バカなだけの女!」「男からチヤホヤされているだけ!」という、勝手なレッテルを貼って、彼女たちを見下すようなところが自分の中にあれば、彼女たちのどういう振る舞いやリアクションが男性に受けているのかを分析し、参考にし、無理なく取り入れて、新しい自分を作り上げていくようにしたいものです。
狭い視野、これまで育ってきた優等生的な価値観にしばられることなく、刻々と変わる目の前の人生を楽しんで、「バカになれる女性」を目指して、楽しいモテをつかみましょう!
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