スイス/スイス基本情報

スイスの季節(気候・気温)・祝日・イベント(2ページ目)

ここでは、スイスの季節と服装に関するご紹介をします。四季の祝日やイベントも合わせてご案内。四季おりおりの魅力に溢れたスイスを発見してください。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

スイスの夏(6~8月)

アルプスの名峰をバックに、アルプホルンの音がこだまする

アルプスの名峰をバックに、アルプホルンの音がこだまする

6月からは、いよいよ夏のシーズンがはじまります。日本のような梅雨はないので、6~7月は、観光やハイキングに最適の時期! 山岳リゾート地では、雪解けとともに色とりどりの高山植物が顔を出し、登山電車やロープウェイなども本格的な稼働を開始します。サイクリングや氷河トレッキングなど、スイスアルプスを肌で感じながら、いろいろなスポーツを楽しむのも良いでしょう。

日中の気温は30℃くらいまで上がり、半袖一枚で過ごせる日が多くなります。ただし朝晩や雨の日などは寒くなるので、長袖のシャツにウィンドヤッケなども必要。ユングフラウヨッホなど、標高3,000mを超える展望台では、夏と言えどまだ雪と氷の世界です。セーターやウィンドヤッケなど、重ね着で寒暖を調節できる準備をしていきましょう。

寒くなれば着込み、暑くなれば背中のザックに入れる……これがスイスを旅行する時の基本スタイル。できれば着脱が楽にできる服が便利です。紫外線も強いため、日焼け止めクリームとサングラスもお忘れなく!

2011年、スイスの夏の祝日

  • 6月23日:聖体祭
  • 8月1日:スイス建国記念日
■スイス建国記念日
スイス中央部、ルツェルン湖近くの3つの州が同盟の誓いを交わした日が1291年8月1日。スイス連邦の始まりとなったこの日を記念して、8月1日はスイス建国記念日となっています。現在はスイス各地で式典やパレード、花火大会などが開催されます。特にドイツとの国境付近にある「ラインの滝」に上がる花火は人気で、毎年多くの観光客を集めます。

2011年、スイスの夏の主なイベント

■モントルー・ジャズフェスティバル
画像提供:スイス政府観光局

画像提供:スイス政府観光局

レマン湖畔のモントルーで、毎年7月に16日間にわたって開催される世界的に有名な音楽の祭典。ジャズに加え、ブルース、ロックなど幅広いジャンルの音楽を楽しむことができます。

過去の参加アーティストの中には、マイルス・デイビス、サンタナ、ボブ・ディランなど、名だたるメンバーが名を連ねます。開催期間中はどのホテルもかなり混雑するので、早めの予約が必要です。

開催日:2011年7月1~16日

 

■ジュネーブ・フェスティバル

ジュネーブで開催される夏祭りで、世界中から約200万人の観客を集める一大イベントです。市内各所で120回もの無料コンサートや航空アクロバットショー、ミス&ミスタージュネーブ大会など、面白いプログラムで一杯。そしてハイライトは、夜のレマン湖に盛大に上がる花火です。開催期間中、時間帯によっては市内の交通が規制されるため、バスやタクシーでの移動は時間の余裕を見ておきましょう。

開催日:2010年8月4~14日

■ルツェルン・フェスティバル

コンサートホールは1800席

コンサートホールは1800席

スイスの古都、ルツェルンで繰り広げられる音楽祭。もともとルツェルン近郊にあるワグナーの邸宅前で開かれたコンサートに始まり、現在では世界トップクラスのオーケストラ、指揮者、演奏家たちが集まります。メインとなる会場は、ルツェルン国鉄駅にも近いルツェルン・カルチャーコングレスセンター(KKL)。

開催日:2011年8月10日~9月18日 
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