旅行前に知っておきたいスイスの気候&旅の服装

春になると、窓辺に咲く花を見る楽しみも増える

春になると、窓辺に咲く花を見る楽しみも増える

ここではスイスの季節と服装についてご紹介します。人気の観光シーズンは夏場になりますが、色とりどりの花が咲き誇る春、木々が色づく秋、そしてクリスマスマーケットやスキーを楽しめる冬と、スイスは四季おりおりの魅力が満載!

スイスの法定祝祭日は、年間で11日間。元旦やクリスマスなどを除き、その多くは毎年日にちが変わる移動祝祭日です。主なものはこの記事で紹介していきますが、ここにご紹介する以外にも州や市町村ごとの祝日も加わります。

法定祝祭日にあたる日は、日曜と同様、多くのお店がお休みになります。また、列車やバスも休日ダイヤになるので、注意が必要。ただし、ほとんどのレストランは営業しているので、旅行者にとって大きな不便を感じることはないでしょう。

スイスの春(4~5月)

牧草地を埋め尽くすタンポポ。スイスの5月は生命の息吹を感じさせてくれる。

牧草地を埋め尽くすタンポポ。スイスの5月は生命の息吹を感じさせてくれる

スイスの春の訪れはやや遅く、東京や大阪など日本の平均的な気候と比べても1ヶ月ほど遅くなります。山はまだ深い雪に覆われていますが、麓の町や村では気温がぐんぐんと上がり、野の花もいっせいに咲きはじめます。特に、タンポポが雪解けの牧草地に咲き誇る光景は見事。雪化粧をしたスイスアルプスと、一面に広がるお花畑のコントラストには、誰もが息をのむことでしょう。

レマン湖北岸の丘陵地帯では、4月下旬から6月にかけて、水仙に似た白いナルシスの花が群生。その様子は、「5月の雪」とも呼ばれています。ナルシスの花は、天候や標高によって2週間くらいの期間で咲く場所を次々に変えていきます。

スイスの春は、日によってはまだかなり冷え込む場合があるので、セーターやウィンドヤッケなど、防寒の準備が必要です。山岳リゾート地では、ホテルや山の交通機関が休業期間に入っていることが多い! 事前にホテルの営業期間と時刻表を確認して、計画を立てるようにしましょう。

2011年、スイスの春の祝日

  • 4月22日:聖金曜日   
  • 4月24日:イースター   
  • 4月25日:復活祭月曜日
  • 6月2日:キリスト昇天祭
  • 6月12日:聖霊降臨祭
  • 6月13日:聖霊降臨祭月曜日
■イースター(復活祭)
3月になると、スキー場でも春の訪れを感じさせてくれる

3月になると、スキー場でも春の陽気

イースター(復活祭)は、毎年3月後半から4月にかけて。スキー場ではシーズン最後の休暇を楽しむ滞在客で賑わいます。

移動祝祭日のため、毎年日程は変わるのですが、イースター当日は日曜日にあたり、前後の金曜と月曜も祝日になります。言わば、スイスの「大型連休」と。イースターの時期に合わせて休暇をとる人も多く、スキー場のホテルは混雑します。この時期に山岳リゾート地で滞在する場合は、早めにホテルの予約を済ませましょう。

 

2011年、スイスの春の主なイベント

■ゼクセロイテン(チューリッヒの春祭り)
チューリッヒ伝統の春祭り。ゼクセロイテンとはドイツ語で「6時の鐘の音」という意味で、かって夏季の労働時間の終わりが夕刻6時だったことから春を告げるお祭りとして市民に親しまれています。ハイライトは最終日の月曜。伝統のコスチュームに身をまとった人々が、馬とともに市内をパレードを行い、夕刻6時の鐘の音とともに、藁で作った大きな雪だるまに火をつけ、お祭りはクライマックスを迎えます。

開催日:2011年4月10~11日

■ランツゲマインデ(青空議会)
画像提供:スイス政府観光局undefinedwww.myswiss.jp

画像提供:スイス政府観光局 

有権者が年に一度村の広場に集まり、州の法案に対して議論の上、挙手によって賛否を示す行事です。中世から行われてきた青空議会で、直接民主制の原型と言えるでしょう。

投票は挙手、または投票権証明書を高く掲げることにより行われます。スイスにある26の州のうち、かっては8州で行われていた伝統の行事ですが、現在はアッペンツェル・インナーローデン州とグラールス州の2州でのみ続けられています。

開催日:4月最終日曜日(アッペンツェル村)、5月第一日曜日(グラールス村)

 

■チューリップ祭り

公園からは、レマン湖の対岸にヨーロッパ最高峰、モンブランの優美な姿も

公園からは、レマン湖の対岸にヨーロッパ最高峰、モンブランの優美な姿も

スイス西部、レマン湖に面した小さな町、モルジュで開催されるイベントです。モルジュの町のシンボル、モルジュ城の後ろの公園に、毎年10万本の色あざやかなチューリップが咲き誇ります。

開催日:2011年4月9日~5月15日