国際結婚でいちばん大変だったことは?
当サイトのオープン時から実施している「あなたの一票」のアンケート結果をもとに、データで分かる国際結婚の実像をさぐる第2弾。1回目の記事「データで見る国際結婚[1] 出会った場所は?」 では、カップルのプロフィールと、出会いの状況から結婚に至るまでの様子を見てきました。親の反対など、深刻なデータもありましたね。
そして、今回の記事では、いよいよ結婚してからの生活や精神面についてのデータです。はたして、結婚前に抱いていたイメージと、実際の国際結婚生活は、一致していたのでしょうか!?
まずは、こんな質問から……
「結婚した時」とは、結婚式前後の時期と考えてください。親に反対されている人は、まず説得です。認めてもらえたら、即、式の準備。この2つは、しなくてもいい場合もありますが(親に反対されていない、式は挙げない、など)、「婚姻」と「ビザ」の手続きは絶対にしなくてはなりません。取得しなければならない証明書や書かなくてはならない書類がたいへん多く、この部分だけで「国際結婚ってこんなに大変なのか!」と思い知る人たちも多いはず。最初の関門なので、2人でガンバリましょう!
次の質問は、実際に生活を始めてからのことです。
一口に「文化の違い」と言っても、じゃあ何が違うのか……ということですよね。生活習慣や食べ物の違いは、だんだん分かってくると対処の仕様があります。でも、考え方の違いは、いちいち目に見えないだけに、半分以上の方が、結婚生活のなかで最も大変と感じているのです。極端な話、お互いの国の常識が違うことだってあり得ますからね。
このギャップを埋めるには、やはりカップルでよく話をするというところから始めていくしかありません。
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