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『ダーリンは外国人』映画化! 作者直撃[1](3ページ目)

あの『ダーリンは外国人』が映画になりました!(4月10日公開) 原作は、ご主人トニーさんとの生活をユーモラスに描いた小栗左多里さんの人気コミックエッセイ。ガイドはさっそくインタビューに行ってまいりました!

執筆者:シャウウェッカー 光代

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日本語はあまり上手じゃない!?

トニーさんから送られたFAXに書かれていたのは…… (C)2010「ダーリンは外国人」フィルムパートナーズ
トニーさんは語学オタク。母語は英語ですが、日本語、北京語、スペイン語、ポルトガル語を勉強し、ハングルやタイ語も勉強中。日本語をよく知っていて、時々“ド肝を抜かれる”ような質問をするシーンは、映画にも出てきましたが、ご本人は意外にもご自分のことをこうおっしゃっています。

左多里さん:
やっぱり、自分で生まれ育った国じゃないところに来ているほうが、苦労するでしょうね。

ガイド:
トニーさんは日本語がお上手なので、ついそれを忘れてしまうこともあるのでは?

左多里さん:
そうですね。

トニーさん:
いや、私はあまり上手でないんですね。言いたいことを、そのまんま、言いたいようには言えないんですね。

部屋にいた人みんな:
ええーっ、そうですかー!?(一同、騒然)

左多里さん:
えっ、言えてないの、それで?(笑)

トニーさん:
言えてないことが、多々ありますね。

左多里さん:
「多々ある」って言われても……、ねえ。

トニーさん:
いや、ありますね。

左多里さん:
まあ、たしかに、油断していると、行き違いがあるんですよね。これだけ日本語が分かっているから、もう絶対分かってるだろうと思ってしゃべってると、割と行き違いがあって、分かってなかったんだということはあります。

トニーさん:
発音がきれい過ぎるとよくないんです、かえってね。


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