国際結婚/国際結婚アーカイブ

『ダーリンは外国人』映画化! 作者直撃[1](2ページ目)

あの『ダーリンは外国人』が映画になりました!(4月10日公開) 原作は、ご主人トニーさんとの生活をユーモラスに描いた小栗左多里さんの人気コミックエッセイ。ガイドはさっそくインタビューに行ってまいりました!

執筆者:シャウウェッカー 光代

  • Comment Page Icon

国際結婚の大変さ、実はこんなところから……

まずは国際結婚のおもしろさ・楽しさ、逆に大変なことについてうかがうと、大変な方からお話が進んでいきました。

原作者の小栗左多里さん
左多里さん:子供が生まれるまでは、全然ケンカもなく、あまり揉めなかったんですが、子供を育てる時に大変さを感じてきましたね。彼はとても理想が高いということと、やっぱり文化の違いで、風邪ひいたときにお風呂に入れる入れないで揉めますし……。そういうことがいろいろあるわけですね。彼は彼なりのポリシーがあり、私は私のポリシーがある。またそれが自分のことじゃなくて子供のことだから、歩み寄るのが難しいというのはありました。

トニーさん:
見方が違ってくるんだね。漫画もそうだけど、彼女から見た僕たちっていうのが、少し違いますね。

夫婦で決めるべきことのルール


トニーさん:
子供ができた時、2つのことが1度に起きたんですね。子供ができたということと、左多里のお母さんが一緒に暮らすということになったんです。

“ダーリン”ことトニー・ラズロさん
一般論として、海外から日本に来た場合、家族を連れてくることはあまりないので、一人ぼっちでいるわけなんです。結婚相手は、親族が、一緒に住んでなくても比較的近くにいるわけですね。だから、たとえば、子育ての場合やほかのことでも、向こうが大多数だから、そういう議論に負けてしまうことがあるんですね。ぼくたちの場合、それが結構あって……。たまにあると“味付け”になりますけど、あんまり起こっても……。

親族がいて手伝ってもらっていることには感謝しているのだけど、本当は夫婦で決めなきゃならないことなのに、その人の意見が通らない・反映されないという構図が見えてないことが多いと思うんですね。だから、1つのルールというか、そういうことが起こるだろうということを2人で考えて、事前に対策をたてておくのもいいと思いますね。

ガイド:
そういう話合いはよくされますか?

左多里さん:
ありますね。頻繁に揉めれば頻繁に話し合うし(笑)。


このあと、トニーさんの意外発言が……!?>>
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます